昨年は技術カンファレンスを開催したり、開催されるのに参加したりしてたんですが、それぞれ違う楽しさがあるなぁと。
開催するのはめっちゃ疲れます。考えること多い。気を揉む。自分の無能さ加減が嫌でも目につくので継続ダメージが入る。人との摩擦も大きい。燃え尽きる。でも何者にも代え難い「やって良かった」感があります。やり遂げた達成感もあるし、「楽しかったですよー」とか言ってもらえるととても嬉しい。即物的なことを言うと、色んな人と接点を作りやすくなるというのも。
参加するだけなのはめちゃくちゃ気が楽です。あらゆるマネジメント能力が壊滅的なので、段取りを気にしなくて良い、考えることが少なくて良い、というのはそれだけで大変快適なのです。その上で懇親会とかではこの後やる事とか気にせず話したい人と話せたりするなんて素敵すぎる。そりゃお金払って参加するだけの価値ありますよ。欠点はそんな楽な環境に甘んじていると自分で何か生産する気力が削がれること。
なのでこの二つはバランスが大事だと思ってます。
私は心が強くないので、多分開催側だけやるってなると簡単に鬱になってると思う。人との摩擦ってすっごい怖いんですわ。でも開催することはやっていきたい。「場」の力ってあなどれなくて、人って良い意味で熱量高い人、やる気のある人に動かされるんですよね。あの力には不思議な魅力があると思うんですよ。それをどんどん作っていけたら素敵だなって思うんですよね。
なので、時々生産的なことをして、時々消費的なことをするとバランスが取れるんじゃないかと思うんです。まだぜんぜん取れてないんですが。
創作活動全般にこういうことは言えそうかも。作ってばかりだとね、疲れちゃうんですよね。ただ消費ばかりだと味気ない。
バランスは大事。しかしバランスが難しい。
きっとこれからの人生も、あっち行ったりこっち行ったり、行きつ戻りつを繰り返して進んでいくんだろうなぁ。