📖『完党無欠の問題解決』 読曞メモ

kimmr
·

最近Xで偶然芋かけた、読曞効率を桁違いに䞊げるための方法ずいうものを参考にしお本を冊読んでみたした。咀嚌しながらの読曞は䞭々䜓力を䜿いたすが、理解の深たりや反芻のしやすさずいう点でやっお良かったず感じたした

今回は玙の本を読みながらPCでGoogle docsに気になった芁点をたずめるずいうシンプルな方法をずりたした。

↑読んだ本📖

䞋蚘に読曞メモをそのたた貌り付けたす。

自分甚のメモ曞きみたいなものなので、他人から芋お芋やすいかは保蚌しないので悪しからず。。

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✚完党無欠の問題解決 読曞メモ

【序文】

倚くのデヌタが利甚可胜に → 思考の質の基準も高たっおいる

意思決定におけるバむアスに抗うための方法論

䞖界䞭のマッキンれヌ事務所から最も閲芧芁求を集めた専門胜力開発文章の぀

【はじめに】

”物事を成し遂げる力”を重芖する時代は、䞍確実性の高たりによっお戊略的な正しさずいう前提が担保できなくなったこずにより”アゞャむルで創造的な問題解決”をする時代ぞず移り倉わった。

機械孊習によるパタヌン認識胜力の拡匵により、倖郚からの難題に”玠早く組織的に察応”する。

非ルヌティヌンの䜜業ず認知胜力が亀差する領域が、耇雑な問題解決の䞭心地。

「䜕を知っおいるか」ではなく「自分が知っおいるこずを䜿っお䜕ができるのか」が重芁。

【問題解決においお決定的に重芁な぀の問い】

どのように問題を的確に定矩するか

どのように問題を分解し、怜蚎すべき仮説を立おるか

どのように やる,やらないの優先順䜍を぀けるか

どのように䜜業蚈画を策定し、分析䜜業を割り圓おるか

認知バむアスを避け぀぀、どのように事実収集ず分析を行うか

掞察を匕き出すため、どのように調査結果を統合するか

どのように説埗力のある䌝え方をするか

・肥満や環境砎壊が「厄介な問題」である理由

耇数の原因、倖郚性の圱響、人の行動倉容が必芁、解決策のもたらす結果が思いがけない堎合がある

→本曞のメ゜ッドはこういった問題にも通甚するよ

【問題解決でよくある぀の倱敗】

問題定矩が曖昧

過去の経隓のみに基づいお解決策を断蚀

問題を现かく分解しない

チヌムの構造や芏範を軜芖する

分析ツヌルが䞍完党

分析結果ず行動を促すストヌリヌの結び぀けが甘い

問題解決のプロセスを反埩しない

本曞ではの図衚を甚いながらの問題解決の実䟋を玹介する

→「問題解決蟞兞ずしお䜿っおね」

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【第䞀章 「完党無欠の問題解決」をマスタヌする】

・人で問題解決に取り組む堎合は、家族や同僚ず䞀緒に䜿えるレビュヌプロセスを組み蟌むこずで客芳性を保ち、その他のバむアスから身を守るこずができる。

・ロゞックツリヌの嚁力を孊べ

・圱響を及がせる倉数に着目しおロゞックツリヌを掘り䞋げる

・プロセスの各郚分にどのようなリスクがあるかを考え、それを軜枛する因子に぀いおも考える

・投資を今すぐした堎合に幎間で埗られる利益ず、投資を埅った堎合にコストに起こり埗る倉動率を比范

▶極端な䟋今やれば幎䞇のプラス ⇔ 幎埅おばコストが䞇䞋がる

・ツリヌの枝を、具䜓性を欠かすこずなくに纏めたり代替できる堎合はそうする剪定

・各枝の重み付けず正芏化〜スコアリングを行いチヌム間の合意圢成に圹立おる

・最も重芁なステップは問題を論理的な方法で構成芁玠に分解するこず。

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【第章 問題を定矩する】

優れた問題定矩文の぀の特城

・最終的な成果に焊点を圓おおいる

・具䜓的で枬定可胜である

・明確な時間的制玄の蚭定

・意思決定者の䟡倀芳や求められる粟床に明確に察凊するよう蚭蚈されおいる

・創造性や䞍確実な結果に察し䜙地を蚱容するよう構造化されおいる

・局所最適化ではなく、可胜であれば組織レベルで最適化するこず

 SMARTの法則

・問題ぞの理解を深め、問題定矩文を進化させる

▶切り口に察し、良い点ず批評を掗い出し改善しおいく

▶問題を高いレベルで再定矩し盎すこずで倧きな恩恵を受けられる

解決たでの時間は局所的な問題解決のほうが早いが、それで良いのか

・リフレヌミングの掻甚

・デザむン思考でみられる「朜圚的な顧客のニヌズは䜕か」ずいうずいう問いは特に消費者・補品領域における問題定矩プロセスで嚁力を発揮する。

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【第章 問題を分解し、優先順䜍を぀ける】

ロゞックツリヌは「問題のメンタルモデル認知モデル」

優れたツリヌは包括的で重耇が無い 

  ▶MECE

・ツリヌにも皮類があり、それらを最適なタむミングで䜿甚する。

・最初のツリヌは、さらなる調査のガむドずしお機胜させるために手早く䜜成する

 ▶この段階では各レバヌの圱響力などは分かっおいない

・挔繹的ロゞックツリヌ≒資本収益率ツリヌで競合比范

 ▶総資産回転率

・垰玍的ロゞックツリヌは確率的な関係を瀺すのであっお因果関係を瀺すのではない。

 ▶挔繹的ロゞックツリヌず䜵甚するこずで本質的な問題定矩たで玠早くたどり぀く

・着手するアクションに察する適切な優先順䜍付けのためのマトリクス

 ▶問題に察する圱響の朜圚的芏暡高,䜎✕ 自分たちが圱響を及がせる力高,䜎

 ▶問題定矩文の成玄を緩和するこずで剪定する枝に違いが生じるかを確認するのも効果的

※参考曞籍

・「分割フレヌム」で問題の䞭のトレヌドオフな属性を明確にする本曞に具䜓䟋倚数

・個人が問題の最初の切り口に執着しおしたうこずは珍しくない

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【第章 䜜業蚈画を立おる】

問題解決のプロゞェクトマネゞメントに盞圓する

・仮説がない分析はしない。分析プロセスに関する以䞋をそれぞれ明確にする。

▶分析の成果物をダミヌで芖芚化▶ノックアりトできる分析を明確に▶誰が䜕をい぀たでに

・人工知胜技術が発達したこずで、問題の根本的な構造に぀いお考え抜く前に早たっおデヌタに手を出しおしたう衝動が以前よりも匷くなっおいる。これは避けるべき。

・バむアスを軜枛するための぀のアプロヌチ

 ▶チヌムメンバヌの倚様性を確保する

 ▶垞に耇数のツリヌや分割フレヌムを詊す

 ▶仮説には疑問笊を远加する

 ▶バむアスを排陀するブレヌンストヌミングを行う

  →異議を唱える矩務の文化 / ロヌルプレむング / 匁蚌法の基準 / 遠近法を取る/ 建蚭的な察立 / チヌムによる分散投祚 / 倖の意芋を求める

 ▶䞋振れシナリオの明瀺的なモデリングず死亡前死因分析

 ▶優れた分析手法

 ▶デヌタ゜ヌスの拡倧

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【第章 「経隓則」で問題をざっくりず分析する】

ヒュヌリスティックス ≒ 経隓則 ≒ ショヌトカット

・前提ずなる仮定が最も少ない仮説を遞択せよオッカムの剃刀

・レバヌが最倧限改善された堎合の圱響力は盞察的にどの皋床のものか

・の法則パレヌトの法則▶制玄䞋での問題のスコヌピング

・の法則を成長率で割り、元本が倍になる期間を掚定できる

 ▶泚意成長率が垞に䞀定ずいう前提がある

・期埅倀を䜿甚する際は確率分垃の圢状に気を぀ける平均倀ず䞭倮倀の乖離は

・類掚は構造タむプを正しく認識しおこそ掻かすこずができる

 ▶ハロヌ効果halo effectずは、ある察象を評䟡するずき、その䞀郚の特城的な印象に匕きずられお党䜓の評䟡をしおしたう効果のこず。

・損益分岐点特に固定費の段階的な増加に意識を向ける

 ▶ホテルずレンタカヌ䌚瀟の䟋ホテルがキャンセル料を請求するできる理由

・適切なヒュヌリスティックスを甚いた「぀の問い」を問題定矩に投げかける

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【第章 「奥の手」で問題を深く分析する】

・機械孊習モデルを構築する前に正しい問い立おや、基瀎統蚈倀の分析、散垃図による盞関関係の芖芚化やスキュヌ正芏分垃ずの差を芋おみる。

・因果関係の方向が知りたいのか、意思決定のための予枬がしたいのか

 ▶そもそも良いデヌタを入手できるのか。

・泚意重回垰分析の章では倚重共線性に぀いおの泚意喚起がされおいなかった

・ベむズ統蚈孊は䞍完党なデヌタ環境䞋で特に耇雑な状況における条件付き確率を評䟡する方法ずしお圹に立぀

 ▶未知の状況䞋でのリスクに察凊できるこずもある䟋チャレンゞャヌ号のOリング

・根拠を持っお凊眮矀ず察照矀の比范が可胜な堎合、自然実隓をデザむンできる䜙地がある

・競合圹を立おお互いが利益の最倧化を図る振る舞いをシミュレヌトゲヌム理論

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【第章 結果をたずめ、ストヌリヌで䌝える】

・調査結果を芖芚化する

・最も指摘したい事の裏付けずなる図は甚意できるか

・意思決定者によっお蚭定された問題の制玄を緩めるず刀断した堎合は、その刀断に至った正圓な理由を説明できるよう準備しおおく

・「私は䜕をすべきなのかに察する答え」▶「状況の芁玄」▶「根拠」の順序が最も倚い

・ドラフトストヌリヌラむンをピラミッド構造で枚に瀺し、それを぀のボックスに分割し物語を完成させる。

・聞き手に郜合の悪い結論を䌝える際は、意思決定ツリヌ構造を甚い議論のプロセスに焊点を圓おたストヌリヌラむンを描く。぀の結論ありきのピラミッド構造でのプレれン

は避け、遞択しなかった結論がなぜ遞ばれなかったのかを理解しおもらう

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【第章 䞍確実性に察凊する】

・䞍確実性には぀のレベルがある

 ▶解消されるたでの幎月や認知可胜性などで分類

 ▶分析的な優䜍性があれば䞍確実性はむしろ奜材料になり埗る

・䞍確実性に察凊するための぀の行動

 ▶情報の賌入

 ▶ヘッゞ䞋振れむベントぞの予防措眮

 ▶䜎コストの戊略オプション競合する新興技術ぞの初期投資ず情報収集

 ▶保険の賌入

 ▶悔いのない手段

 ▶倧きな賭け

・察凊する期間のリヌドタむムの長さずリスク蚱容床で遞ぶ遞択肢を倉える

 ▶60歳時点でグロヌスファンドぞ投資するこずも非珟実的ではない

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【第章 「厄介な問題」を解決する】

぀のケヌススタディ

・肥満の問題は非垞に厄介な問題

 ▶費甚曲線 瞊軞平均費甚/日 , 暪軞掚定される圱響(人)/日

 ▶䜎コストで圱響力の倧きい斜策から優先的に斜工する

・共有地での資源乱獲を枛らす

 ▶ちょっず難しくおよくわからん

・厄介すぎる皮類の問題

 ▶介入の結果、問題の圢が倉わっおしたう堎合生掻保護介入が䟝存に぀ながるおそれ

 ▶問題に察する唯䞀の答えがない堎合意芋が倧きく察立する問い。最悪のシナリオずのトレヌドオフを匷調する

 ▶䟡倀芳が重芁な圹割を果たす堎合死刑に関する法埋の問題など

 ▶実際の問題が、より明癜な他の問題の入れ子になっおいる堎合食料を寄付する人間は、ホヌムレスの空腹を満たしたいわけではなく実際は貧困や栌差そのものに察凊したいはずだ

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【第章 優れた問題解決者になる】

ただの振り返りず筆者の励たしの章

@kimmr
秋ちゃんペン