特性というか強みというものか。
「こういう話が書きたい」と思ってもその世界に対してあまりにも知識が乏しくて無理じゃないかと躊躇う。それなら資料を集めて勉強すればいいと思う一方で、そうやって無理に書いても嘘くさいというか、そもそも自分のフィールドではないと恐れをなしてしまう。でも書きたいのはそういう未知の世界の話なのだ。
自分の特性ってなんなんだろう。
正直、自分の経験をベースにして書く方が実感がこもるし、何よりも楽だ。いつもの調子で書いていくのも楽だ。でもそんなの読み返しても、ワクワクして来ないのだ。
手に届かないものほど憧れる。だけどどうせ自分には似合わないから、遠くから憧れているくらいでちょうどいいんだと言い訳する。それよりも足元をしっかりさせろと。
けれどもどうしても憧れは止まず、ずっと胸が苦しい。
頭を切り替える為に散歩。今日はこの季節に相応しい空。