あっという間に桜が咲いてあっという間に散って行った。日曜日の午前に時間があったので大好きな公園で花見をしてきたが、いつもとは大違いの人混みの多さにたじろいでしまった。ほんとに日本人って桜が好きなんだなあ。みなニコニコしている。春が来たのが嬉しいからかな。春が実感できる花だからかな。青い空に薄桃色の花びらが映える。香りはまったくなくて散る時ははらはらと情緒がある。控えめで、あっさりとしていて、きっと日本人の感性にとても合う植物なのだろうな。
先週から父が入院し、ひとり留守番をする母の元で一泊してきた。行ったり来たりの繰り返しだが不思議とあまり疲れない。今まであまりちゃんと親孝行してこなかったから、やっと借りた分を返済し始めている感じだ。
もうしばらくこういう生活が続くだろう。
創作を考えるのは頭のまったく違う場所を使うので、いい気分転換になる。でも本当はそこに逃げ場を見出している。