一年に一度の最低限度のメンテナンスを入れる。本当は昨年末までにやっておかなければならなかったのだが、家族の事情で延ばし延ばしになっていた。病院にはもう慣れたと言っても、とても緊張して血圧爆上がり。無事に済んでほっとした。あとは結果待ち。
図書館から借りて来た本の2冊の内、1冊は引き込まれるように読み進んだ。進むのが惜しい程に。なのにもう1冊はどうやっても世界に入り込めない。上滑りのままページだけ捲って行く。他の方はどんな感じなのかとネットで感想を検索してみたが、概ね好評だった。感動して泣いてしまったという方も多数おられた。わたしの感受性がおかしいのかな。どうして素直に受け留められないのだろう。
先日ネットに上げた小説のことで、いろいろ考えてしまうことがある。自分はひねくれているのか。格好つけのただのへそ曲がりなのではないか。なぜなら大多数の人が好むストーリーなんか粉砕してやりたいと思っている(らしい。これは生理的な感覚なのでどうしようもない)。
昔、友人が「現実の世界がこんなにもつらいのに小説までつらい話を読みたくない」と言っていたのを覚えている。職場の若い人達も「読むならハッピーエンド」という意見が多くて驚いてしまった。
ましてや素人が書いた話に貴重な時間を割くのだ。後味の悪い話は嫌だろうな。だからわたしの小説は閲覧数もぱっとしなくてブクマもあまり付かない。つまりはそういうことだ。
だがかと言って安直なハッピーエンドなんて粉砕してやりたいとやっぱり生理的思考は主張するのだ。