最近、毎日何となくやる気が出ない。春だからだろうか。眠いしだるいし日常の全部が少しずつ全部面倒くさい。毎日を代わりに数週間ぐらい誰かに進めておいてほしい。
今月に入って買った本がいくつかあって、結構全部あたりだ。ちょうど今の私が読みたかった本なのかもしれない。かといって全部読み終えたわけではないけれど、でもするすると手と目が進む。
本屋にいるときというのは読書欲が一番山場な時で、家に帰ってくると、読みたいという気持ちはあっても読むには至らない、みたいなことによくなる。本は自分で能動的に進めないと進まないから、読むのにエネルギーがいる。だから、もちろん好みとか面白さとか自分と本との相性もあるけど、本を読む時に「その時の自分にすんなり入ってくる」感覚があることが一番大事かも、と思う。そのタイミングがかちっと合った本を買えると、無理なく読める。最近買った本は割とそういうのが多くて、一気読みできるわけではないけれど、読み進められている。昨日買った柚木先生の新刊の短編集ももう半分読んだ。柚木先生の本はさくさくと読めるし、自然と「読まなきゃなあ」じゃなく「読みたい」と思える。自ずと先のページに進みたくなる。そういう本を大事にしたい。
眠たい。寝よう。