既にツツジもジャスミンも枯れてきている。
この間桜がもう葉桜になったな、と思ったばかりだったのに、気付けばツツジが満開になって、気づいたら茶色くなっていた。そういえば私はいつも春になるとする花の香りの正体を未だ分かっていなかったのだけど、今年はその香りがジャスミンの香りだとようやく正解を知れた。ジャスミン、お前だったのか。名前は知っていたけど見た目と香りと名前を一致させるのにだいぶ時間がかかってしまった。ジャスミンティーの香りはわかるのにジャスミンの香りを分かっていなかった。来年からは「あ、ジャスミンの香りがする」と思うようになるんだろうな。秋に気付かせる金木犀みたいに、春を気付かせるジャスミンになるんだな。よろしくな。
春の始まりが終わって、中盤に差し掛かって、夏が来ると思わせておいて梅雨が来るこの、毎年の感じ。この、春と夏の間みたいなよくわかんない季節は好きだけど、次に来る梅雨が1年の中で一番疎ましいから、それがくる気配はまだ何もないのに勝手に感じ取ってしまうから、どうも今の季節を純粋に楽しめない。梅雨が来る心構えをしてしまう。油断してるとあいつがくるぞ、あいつが、と思う。梅雨は温度も湿度もにおいの強さも空気感も気圧の乱高下もそれからくる慢性的な怠さや頭痛も、全部が好きじゃない。好きになれる要素ってなんだろう。雨の日に家にいるのは好きだけど、それも続けば退屈で憂鬱だ。紫陽花は綺麗だけど、雨の中見に行きたいとは思えない。だめだ、梅雨の話をするのはやめよう。
久しぶりに2日連続で書いている。やっぱり連休があると心に余裕ができるのかもしれない。あと時間にも当たり前だけど余裕が生まれる。大して書きたいことじゃなくても、何となく書こうと思える。今日はゆるゆると買い物をして、セール品の黒い鞄と、タンクトップを4枚買った。使う確率は100%の正しい買い物です。正しい買い物の遂行の後はは、任務を達成した感じがして少し得意げな気分になる。余分なものを買っていないぞ、ふふふ、と思う。と言いつつも、昨日は全然必要じゃない、15mlの香水を買っている。GWなので許します。