自分の人生において、音楽はあまり重要なコンテンツではなかった流行りの歌を聴き始めたのもかなり遅い方だったし、今も最新のミュージックシーンを追えているとは言えないしかし、辛い時に音楽に救われたことも幾度となくあったVOCALOIDをはじめ合成音声の楽曲を聴いて、それで満足したので歌ってみたまでは手を伸ばせなかった───と長年思っていたのだが、どうやら違うようだと最近気付いたおそらく、耳から情報を拾い過ぎている外に出れば会話も雑踏も全部聞こえて、カクテルパーティー効果が起きづらい人の声からは感情まで伝わってしまって、非常に疲れるのだ最近は動画などを観すぎないように意識し、一人で過ごす静かな時間を設けることで心の安寧を保つことができるようになってきた合成音声なら聴けるのは、歌声に感情が含まれないから歌ってみたを好まなかったのはおそらくその所為であり、無意識に情緒を乱されないようセーブしていたらしい動画解説が苦手なのはまた別の原因があるのかもしれない時間がかかってしまったけど、自分の特性を理解・制御できて今は嬉しい