表紙作りが終わった

きのこ
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三冊目の本の表紙を作り終わった。↑短編集の表紙カバー。

今回は、表紙素材を購入して、文字入れだけを自分で行った。作成例を真似しつつ、フォントだけには謎にこだわりつつ、なんとか完成したのでほっとしている。

デザインセンスとネーミングセンスがないまま人生を邁進しているけれど、クリスタの使い方を少しは覚えていたため、いつもよりははやく完成した。

私が本を作るにあたって、困るのは画像編集関連のことが多いので、本当に気が楽になった。小説やその内容に関しては悩む、画像に関しては困り果てる、という感じなのかもしれない。ジャンルの違う困り感だなぁと思う。

短編集の三つの話に関しては、あと二・三回は読み直さないといけない気がしているけれど、再録本ともう一冊の本は次の校正を最後にして、入稿の準備をしようかなと思う。

なんかまだいる気がする、という感覚だけを未だにうっすら感じる誤字脱字を、なんとか見つけ出して入稿したい。誤字を直すと文字数がずれて、行頭にきてはいけない文字(「っ、とか、ーとか」)がきちゃったりする。それを直しているとページ数が変動して、ままならねぇな! と憤る。

注意力散漫な人間なので、沢山見直して確認しないととんでもない間違いをする。自分が一番信用ならない。疑うべきは自分。

でももうそろそろ限界がくる。ここ数週間校正ばっかりしていたから、小説が書きたい。こうして自分の首を絞めていくのだなぁ。わかるけど、楽しいことをしたくなってしまう。意志が弱い。

思っていた事を文字にして、頭の中がすっきりした。ここはこそこそ公開している私用の日記なのだけど「誰か読んでくださるのかも」と思うと、読める文にしなければいけないという意識が働くので、書いているうちに気持ちの整理ができる。そして、次に何をしないといけないのかわかってくる。大変ありがたい。

こっそりでも公開しないと、つい適当な文を書いて、頭の中も文もしっちゃかめっちゃかになる。つまりはここは、わたしにとってとても貴重な場です。読みにきてくださる方に感謝をしつつ、5月入稿を目指して頑張りたい。