試し刷り

きのこ
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試しに一冊刷ってもらおうと頼んでいた本が届いて、数日浮かれていた。しかし↓

このページ、書き下ろしの後日談なのだけど、試し刷りをしてもらってから誤字に気付いた。小心になっとる! 傷心だ! なんだろうなぁ。何度も読んでいるのに見落としてしまうのは、どうしてなのだろう……。怖い。こうして本入稿への覚悟が揺らぐ……。まだまだ先は長い。

再録本が一番分厚くなりそうなので、試し刷りはpixiv再録話で入稿した。内側の余白がこの長さで読みにくくないかを確認したけれど、大丈夫そうで安心した。

この本体に、文庫サイズの表紙カバーをかけることになる。カバーはまだ注文していないけれど、作ってもらったデザインがあるので出来上がりが本当に楽しみ。表紙カバー巻きをするのも今からすごく楽しみ。

前回の本よりも余白を狭くして、字数と行数を増やしてみた。本体の紙は薄いものに変更して、表紙の紙はぶ厚くした。確認した感じ、なんだかいい感じに思えたので、この設定で今回は刷ろうと思う。

試し刷りではあるけれど、自作の本を手にするとめちゃくちゃ嬉しくなった。モチベがとてもあがった!

とはいえ、最近も相変わらずずっと校正ばっかりしている。読み返すたびに、手直しするところがたくさん出てくるし、先ほどのように身が凍るような誤字もおそらくまだ隠されている。読み返すのは本当に大切なことだなぁと思いつつも、これはいつまで続くんだ…? とも心底思ってしまう。

四月に入ってからの記憶が、なんだかうっすらとしている。仕事と生活、早めに寝て朝活。毎日何かしらやっていたけれど、詳しく覚えてない。忙しいけれど、必ず六時間は寝ているので元気ではある。睡眠時間を削ると頭が回らなくなるので、私が二次創作をするためには、この生活リズムは合っていそうだなーと思う。

家族などに迷惑をかけない程度のおた活というのが自分で決めた目標なので、一日のうちMAX三時間の空き時間を、なんとか有効活用したい。

でもそろそろ何か新しい話が書きたい。無配の話、プロットはできたのに、優先順位でいうと校正の後かなぁという感じなので、暇を見つけては少しずつ書くけれどまぁ進まない。

でも、話を書くことは毎日の楽しみではあるので、少しずつ頑張ろう。土日もなかなか自分のための時間がとれず、気付けば休みが終わっているのでびびってしまう。

イベントも近くなってきたなぁと思うと、焦るけれども楽しみだ。前回は前のジャンルの相方に手伝ってもらったけれど、今回は初の単独参加になる。思い返してみると、イベントに一人でサークル参加をした覚えがない。……どうやら一人参加は人生初らしい。今少し驚いている。

地方の民なので、新幹線に乗って会場に行くだけでも、結構な冒険ではある。美味しそうなパンとかを買って、食べながらどこに何を並べようとか忘れ物ないよなとか考えるのも、イベントの日ならではの楽しさというかわくわくというか。早くそこに行きたい。そのためには入稿。頑張ろう。