久しぶりに泣いた。映画やドラマを観て泣くことはあるけれど、つらくて泣くことはあまりない。自分は今つらいのだと自ら認めてしまうことは、私の中では馬鹿馬鹿しいことなのである。なに自分で自分のキャパシティ決めてるんだよ!くだらないだろそんなの。と、自分の気持ちを封じ込めてしまう。泣きたい時に泣き、つらい時につらいと言う。そんなことはきっと恵まれた環境で育った人間にしかできない。と冷めた心で思う。いつからこんなに誰にも相談しなくなったんだろう?かつては私も人に不安や不満をこぼすことはあった。今でも気を抜くとこぼしてしまう。しかし、相手の興味なさそうな反応や、つまらなそうな態度をなんとなく感じ取ってしまう。喋りすぎて後悔するのはきっとこのせい。私は自分の心の不安を解消するよりも、他人からつまらないと思われることの方が耐えられないのだ。気づいたら自分の不安や不満をつまらないものだと思い込むようになっていた。そんなことをしているとふとした瞬間、目を伏せている感情や頼れる人がいない事実を思い出す。思い出して泣いてしまう。泣いたところで仕方がないのだと、また自分の気持ちに蓋をする。
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