生成AIイラストを加筆して見えてきたAIイラストの難しさ

kinzal
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最近、バ美肉しようと思ってちょっと画像を生成してみました。

Animagine XL 3.0を使って適当に枚数を出して気に入ったのがこれ。ヘッドフォンがおかしかったり、色味を変えたりしたいなーと思っていろいろ加筆することにしました。

んで加筆した第一弾がこれ。(時間を作ってもっと弄るつもりです)

簡単な加筆の前後はこんな感じです。変更箇所はまつげの形と瞳、まぶたの書き方を変えた形です。

なんでこういう変更をしたかというと、簡単にまとめると左右対称になっていないところを合わせるようにした形です。

ただ、こうして改めてみると、瞳の形の歪みや、目尻の角度、目にかかる影の入り方にまだ違和感ありますね。もうちょっと直すかも。

AIの描く絵というのは不思議なもので、全体で見ると違和感がないけど、細部を見ると破綻していることが多いです。

それはもともとわかっていたのですが、よくよく見ていくと線のタッチも結構違うことにも気づきました。強弱の入れ方や、入りや抜きにも一貫性がなくてなんだか気持ち悪い。なんなら線がふにゃってるところもあって、これだけ描ける絵でこんな線でる?と脳がバグります。

線でこう感じるので、もしかしたら色選びや、色の塗りのスタイルなんかでもよく見ると違和感出るのかもしれません。

このあたりの違和感の大部分はおそらく人間はこう描かない、人間でこれだけ描けるならこうなってるはずという期待を裏切られるところにあるのかもしれません。

と、言いつつもやっぱりAIイラストはすごくて、初見で見た時、特にサムネサイズで見る場合には違和感がないんですよね。よくXのサムネイルサイズで1秒で目を惹きつけないといけないと言われていて、AIイラストはそこを超えているの強いなと思います。

また、どうせ細かく書いても絵を描く人間じゃないとそこまで見ないとも言われてていて、そういう意味だと細かいところの破綻はどうでもいいというのはあるかもしれませんね。

とは言っても、僕は描く側の人間ですごく気持ち悪いので、もうトレスでもして全描き直ししてやろうとか目論んではいますが!!!

それにしても一番楽しいキャラ、構図作りを奪われて、完全に作業な線画を人間がやるのはからい。線画作りが一番嫌いなのでここを早くAIに奪われたいのに。