ここ2日とある理由で(書くと長くなるので省略)電車通勤をしたのですが、なんとなく息抜きになってよかった。電車の中で自分の通っていた高校の制服を着たおんなのこたちが楽しそうに話しているのを見ると嬉しくなる。高校のことは好きじゃなかったけど、高校生の時のどこにも行けない悔しさとか好きを煮つめたどろっとした気持ちとかそういうもの全部が思い出になっている。
今日はあまりにも寒くて年季の入った機械みたいな動きをする指をなんとか動かしながら、電車を待つがてら帰りにスタバに寄った。この時期はジョイフルメドレーのティーラテに限るんだけどソールドアウトになっていてわ〜〜ん悔し〜〜…と思っていたらホットティーのところにはジョイフルメドレーがあって、作れないのってなんでだろう 不思議な気持ちになった。飲みたかったなあ。と思いながらアールグレイティーラテを頼んだ。あったかくて身体にじんわりぬくもりが溶けていく感覚ににこにこしていたのだけど、隣にいた女子高生たちがみんな新作のフラペチーノを飲んでいて、す すげー!かっこいい!さすが!!って興奮してしまった。こうでなくっちゃ。眩しいな〜若いな〜きらきらしてるな〜。私もそうだったのかな。と思ったけど昔は高校生を青春のシンボルにして消費するなよ、と思っていた気がする。尖っている…。よく高校生のとき塾の前の息抜きに寄っていたスタバで楽しそうに話す高校生を見てると、わたしはああなれなかったことに対して胸がきゅっとなったけど、でもやっぱり大きな眩しさにやられてしまった。眩しい。きらきらしたものをチャージしてるんだな。
きらきらした高校生活を送らなかった、送れなかったことに対して悲観的な気持ちになっていた時もあったけど、きっとそのきらきらした生活(具体的に何を指すかは人それぞれだと思うけど)をするには遅いことは全くなくて、これからやってくるものかもしれなくて、まだまだ人生にワクワクできるのが嬉しいなと思う。数年前だとそうは思わなかったから、今が楽しいんですね。未来を見ることができるんですね。
毎日が楽しい、というとしっくりこないけど、毎日が辛くないからきっとそれって幸せなことなんだなって最近はよく思う。あれだけ働くのが怖かったのに今や仕事はやいねー!って褒めてもらえるのが嬉しくてああ私でもできることがあるんだなって思える。ありがたいな。大事にしよう。大事にしてくれる人のことを。私を取り囲む環境のことを。幸せに思える、今のことを。