
タイトルそのままなのですが、ほぼ一年かけて世界のどこにもない本(同人誌)を8冊だけ作った記録をここに残そうと思います。なお、作成したものは二次創作同人誌であり、ジャンル等はぼかしておきます。
分かる人も分からないふりをしておいてください。後生だから。
■きっかけ
当方、オタク歴も同人歴も長いものの、いわゆる見る専、買い専と呼ばれる種類のオタクでした。それがどこをどう間違えたものか、子持ちになってから小説書きになりなんだかんだを経て最近は漫画まで描くようになり、しまいには同人誌まで作る事に。人生は何があるか分からないものです。
しかしながらイベント(同人誌即売会)に出ることなどはなく、今回もあくまでも自分の楽しみの一環として最近ハマっている推しの本を作ることにしました。
印刷所じゃなく、製本を自分でやってみたい!癖全開の装丁を凝りまくった自分だけの本が欲しい!
ちなみに中身(原稿)を含めてほぼ一年かかりました。まさに狂気の結晶です。
1冊だけの予定が8冊という中途半端な部数に増えたのは欲しいと言ってくれた同士の分です。ここでさらに推しの原稿と物々交換のみ頒布という暴挙に走ったことは、のちほど語らせていただきます。
■ファイルの装丁について

最初の写真と同じですが、もう一度見て下さい。this is my book.
この写真だけ見ても本に見えない?かもしれませんが本です。厚紙製のファイルの中に本が5冊収納されています。二次創作同人誌ぽくない同人誌が作りたかった。その目標は達成できたかと思います。
この本のコンセプトは一人と一体(人形)のサーカス。そのイメージで全体を固めています。ちょっと妖しくってレトロな世界観のサーカスです。
【チケットとカード】

サーカスのチケットをイメージ。収納ファイルの空きスペースで印刷したものを切り取りハトメ打ちしました。この本はあちこちでドンガンドンガン、ハトメを打ちまくっているので、田舎住みで良かったと思いました。田舎バンザイ。


https://bsky.app/profile/kirikozatu.bsky.social/post/3m23fxtskb22b
開きのカードは招待状。ここで月と星を自力エンボス加工です。手芸用の型紙写し?のペンとファイルケースにスマホライトで簡易トレス台と、家にあるものでどうにかしました。

中身。ここはクラフト紙で自宅印刷、あえて手で破ってレトロ感を出してみました。右側には推しイラストのポストカード。
サーカスへの招待状とチケットなのでファイルの外側に付属し、一番最初に見てもらえるようにしました。最初に見てもらえていたら狙い通りなのですが、さてどうだったやら。
【キーホルダー】

推しをイメージして。タッセルもせっせこ作りました。オタクを離れていた期間、ハンドメイドアクセサリーを趣味としてやっていたスキルと道具がここで役立ちました。人生、なにが活かせるか分からないものです。というか、今回、多趣味で生きてきた今までのスキルをかなり活かせてるので、なんにでも手を出す移り気もたまには役に立つものだと思いました。
【収納ファイル】


分かる人には分かる完全に推し(人形)イメージなファイルです。
厚紙製の収納ファイルの中に複数冊を収めた分冊式の本となっております。先ほど、印刷所を通さずといいましたが、こちらのファイルの厚紙と分冊のゲスト本のみ印刷所に頼みました。基本はコピー本です。
グラフィックさんのA3カード(オンデマンド) 両面カラー ブラウンカードL判310kg。


A3厚紙を自分でカットして組み立てて、右側は本収納スペース、左側には別紙で作ったポケットを付けています。ポンポンレースが可愛いと自画自賛。
今回の本に使用した紙はpaperpark Joynovaで購入した、ファーストビンテージ(135kg)とビオトープ GA-FS 210kg。10枚単位でお安く購入できるところを探し回って発見した素敵なお店です。ぶっつけで買いましたが、本の表紙にはちょっと分厚かったですね……。でもどちらも好みの落ち着いたイメージ通りの色合いと質感の紙だったので満足です。

角は100均の角丸コーナーパンチ。100均といえども、がんがん使えます。角を丸くしただけでなんだか凝ってるように見えて、これは良い。
そして痛恨のミス!
裏側の全体に推しイメージの描いたイラストを散りばめたのですが、白が印刷されないことをすこんと忘れていて、白で描いていた月と星が抜けております。黒で輪郭を描かないといけなかった。妙に空間が空いているところはそれです。でも知らなければ分からないだろうとも思います。なのでセーフセーフ。
本来はこう!

ちなみにポケットに入っているのはおまけ的に作ったシール。描いた絵を組み合わせて作っただけですがかわいくできたの満足。

ボケボケの画像しか残っていなかったけれど、ボカシ入れたかったのでオールオッケー。

シールの台紙に使った紙は自宅のプリンター印刷したクラフト紙を蝋引き。
蝋引きチャレンジについてはこちらに書いています。↓

https://bsky.app/profile/kirikozatu.bsky.social/post/3lyenul6k6c23
本の表紙に使った紙の余りやハトメ、手持ちの刺繍糸を使ってラッピングしました。ちなみに中のシールも別企画で作ったシールの余白部分に印刷したものなので、もったいない精神のかたまりノベルティ。
開けるのもったいないと言ってもらえて嬉しかったけれど、ちょっと心苦しかったり……。
長くなってしまったので今回はこのへんで。②に続きます。