隣の芝生は青く見える。

kiriko
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最近になって絵を描くようになった。

絵というか、漫画。

もともとは小説書きである。

妄想を絵に落とし込む作業は、小説の時とはまた違う難しさがありつつ、今まで脳内で繰り広げていた映像を絵に出来る楽しさに結構…いや、かなりハマっているかもしれない。

ずっとやりたくても出来なかったことだから。

モデリングやっててよかった。あとクリスタ、ありがとう。

これらがなかったら絵を描こうという気力は湧かなかったし、描けてないと思う。

綺麗な線が描ける人を尊敬する。

私の場合、どうあがいても一本の綺麗な線にはできない。絵が死ぬ気がする。

綺麗な線は諦めて、それを味とする方向へ進めているけれど、それでもいいなって思う。

別に自分の今の絵も嫌いではない。

これはこれで好きだ。味があっていいじゃんって思う。

きっとこれは私にしか生み出せない世界。

閑話休題。

多趣味すぎて、いろんなことに手を出しているので、いろいろ出来て凄いと人に言われるときもある。お世辞かもしれないが。

私からすれば、ひとつを突き詰めて技術を磨き、レベルアップしていく人達が眩しく見える。

こういうのってゲームのパロメーターのように、きっと人によって割り振りが違うのだろう。

ひとつに突出するとか、全体それなりとか。

私は全体それなり。

だからこそ出来ることもある。

ひとつに突出した人もかっこいい。

創作する人、みんなすごい。

生み出すだけで優勝。

隣の芝生は青く見える。

今日も隣の青い芝生を見ながら、おらが畑耕すのである。

@kiriko
青い空を飛び回るオタク。