「“土” 生命の星の小宇宙」 - ヒューマニエンス 40億年のたくらみ
3/5再放送の録画を観た。
そして、テレビに出演されてた藤井氏の記事がありました。
土は地球にしか存在していない。
土は地球にしか存在していないのだそうです。
地球の全体像としてみかんの皮というよりりんごの皮より薄い層だそう。もっと厚いと思った。数十メートルから1メートルない所もあるそう。
世界の土は12種類 日本はたしか6種類
海から上陸した生き物のひとつの地衣類。
(*地衣類- 菌類と藻類の共生。菌類が岩を溶かしてミネラルを吸収→その一部を使って藻類が光合成→糖分を作り出して菌類に取り込まれて自活できる生物)
地衣類の死骸が有機物の塊。岩が細かい砂になったところに死骸が混ざって土になる。そこに土壌微生物が住む。地衣類の死骸を分解して土の栄養分になる。
…と、番組では専門家の方から見ればざっくりした説明なのだろうけれど素人から見れば知らない世界でありその奇跡的な生物というだけで人工的には作れそうもない世界だということが伝わってきた。
土の中に小宇宙があった。私たち人間の身体も小宇宙と言われている。
「神様が土で泥人形を作り、息を吹きかけて人間を作ったという神話」が実は途中の工程全てすっ飛ばした極論的真実かもしれないとも思った。土の違いが人種の違いになったのかもしれない。
食べ物の95%以上は土由来で残りの5%が海由来だそう。これはもう、土から生まれたと言ってもいいのでしょう。この文言すごいインパクトある。
微生物は他の微生物に出会うと侵食するのではなくお互いのテリトリーを敬うように折り合いをつけるのだそう。一人勝ちになれば自分も生き残れない道理がDNAに刻み込まれてわかってるかのように。ああ人間も見習えたなら。
土といえば思い出すのはやはりこの名言。
「土から離れては生きられないのよ(by 天空の城のラピュタ/シータ)」
ほんとに生きられないんだな。
イーロンマスク氏が火星移住計画を公言したニュースがあるけど土の問題は考えているのかな。いや考えてるからこそ研究されてるのかもしれないしどうなるのかな。
藤井 一至氏の著者↓