『うちの弁護士は手がかかる』は気楽に観てたんだけど、突然「あなたは怒っていいんです。」という言葉(台詞)が刺さってきた。「あなたは怒るべきなんです」とそのシーンでは畳み掛けていた。
え、怒っていいのと突然私自身に掛けられた言葉に聞こえて戸惑った。怒ってはいけない、怒ったら終わり。怒っても自分の中で毒を作るだけ、なんの解決にもならない、そう思ってたからなのかも。
何年もわだかまってた出来事をどうにかしようともがき続け今はだいたい忘れていられてもう悲しい気持ちも遠い棚に置いて置けるくらいに楽になってる。
もうある程度楽になってるからいいよね。そう思ってたところに飛び込んできた言葉に面食らう。
斜めからそれでいいのかとその角度からみたらただ諦めてただけじゃないかと問われてるように見える。
その時怒りたくても怒れなかった自分にも責任があったと考えると諦めとは違った場所に着地できる気もする。
テレビドラマ観てて直接自分に向かってきたように受けとめた言葉はその時欲しかった言葉だったのかな。
人に言われてどうのとはならないけど心の準備が整った時に染み込んでくる言葉というものがあるのかもしれない。
どんな時にどんな形でどんなシチュエーションで誰からなんて想像超えてやってくる。
