『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』から売血について調べた

kisato
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公開:2024/6/16

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』

Amazonプライムで観られる。

昨年の11月上映されたばかりで観られるのは嬉しい。

"映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』公式サイト" https://www.kitaro-tanjo.com/#cast-staff

ゲゲゲの謎、最初は鬼太郎始まったぞっていう画面が別世界のような美しい景色が広がりやがて金田一耕助シリーズのような展開となり20分ほどのところで一旦止めてこの映画について調べることにした。まず登場人物の把握とWikipediaを読む。

Wikipedia読んでるうち「血液銀行」という文字とリンクがある。そういえば銀行って言ってたけど血液銀行ってなんだろうとWikipedia調べあるある行動だなと思いつつリンクを踏む。仰天しながら読んでそれだけで時間が過ぎていった。

これで映画を観る準備が整った。 

以下メモ。

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』

売血(ばいけつ)

日本、中国、アメリカ それぞれの売血について書かれている。

日本の売血のきっかけ

1930年に内閣総理大臣の濱口雄幸が暴漢に銃撃された際、輸血によって一命を取り留めたことから一般に輸血治療が知られるようになった。

売血終焉のきっかけ

1964年、ライシャワー駐日アメリカ合衆国大使が刺される事件がおきた。大使は一命をとりとめたが、手術時の輸血により、輸血後肝炎を発症。

提供者のモラルが期待できる献血制度へ移行。閣議で輸血用血液を献血でまかなうことを決定。

5年後の1969年に売血終息。

駐日大使への健康被害は国民ひとりの命より何万倍も重かったようだ。

1990年に有償採漿終了。

免疫グロブリン製剤不足のためアメリカなど売血が行われている国から血液製剤の原料血漿が輸入されている。近年は代替医薬品として遺伝子組み換え製剤が開発されており、自給率の向上に寄与している。

中国は今現在も売血によるHIV感染が大きな問題になっている。

アメリカは感染防止策の対策が取られていることだけで売血については書かれていない。

アメリカの売血についてはここにあった。

“バイオライフ社は、アメリカ国内に62箇所の施設を持つ血漿採血センターだ。ドナー基準は、18歳以上で体重110ポンド(50kg)以上の健常者。6ヵ月以内に2回血漿採血を行ない、2回ともウイルス検査陰性でドナーになれる。ドナーになると1週間に2回の採血が可能で、謝礼は初回20ドル、2回目以降は30~50ドルとのことだ。その上、友人紹介者や頻回採血者には謝礼が出るほか、ボーナスまで支給されるという。“

“ドナーの内訳は定職者55.1%、学生23.8%、失職者16.3%で、多くのドナーが週2回供血”

(2011年7月29日掲載)

via: "㈱薬事ニュース社 -オピニオン-" 1回50ドル、2回で100ドル http://www.yakujinews.com/homepage.nsf/viw_Opinion/F260451F22FAB220492578D90031CDB7?opendocument