ガーデニング

kisato
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カラッと爽やかないい天気が続いててほっとする。じめじめしたまま梅雨に入って狂ったように暑くなるのかなと思ってたので幸せ感が増してる。

新緑が眩しく緑が生き生きとしてる。お店に色とりどりの花が並んでる。つい近づいていって眺める。どうしようかな、とちょっと考えてやめる。

ここのところもう数年前から鉢植えを増やさないように、できればもっと減らせないかと考えている。選びに選んで最小限に抑えてる。時たまきれいな小花を見かけると欲しくなってしまうがそのたびに誘惑に抗ってる。そんな誘惑に駆られるのが今の季節。

鉢植えいっぱいにしてたことがあったなぁと思い出した。

だいぶ前「美しい部屋」という雑誌に取材されたことがあった。そういえば「わたしのカントリー」も結構前に廃刊になったっけねと調べてみたら復活してたびっくり。「美しい部屋」は2007年9月に廃刊になっている。

あの頃はベランダガーデニングに嵌ってて見返してみたらかなりの数の鉢植えに今更驚く。読者投稿で写真を送ったら伺いたいとのメールが届いたのだった。取材はせいぜい2時間くらいなのかなと思ったら半日はかかってたっけ。それ以来懲りごりになったけどとてもいい経験をさせて貰ったと感謝してる。載った本は宝物。美しいまま残ってくれている。

うさぎのぬいぐるみは欲しくてこれ一体だけ作った。そういえばレースも編んだ。欲しいけど買うと高いからという理由で。

ヨーグルトにミントを添えてる写真に「混ぜ込まないのはミントが苦手な方への心配り」などと書かれてるけどそんなこと言った覚えも心配りも無い。そもそもミントが苦手な人その場にいなかった。細やかな心配りをした言葉を添えてくださった編集者さんさすが。

石鹸は作っていた。ラベンダーなどハーブがあるから勿体ないので使おうということで。ほんと色々やってた。全部そのときしたかったことだった。

今はスリムになったベランダ。どうしてもはずせないのが残ってる。ラベンダー、ローズマリー、ユーカリ、タイム、ミント。できるだけ小さな鉢で管理してる。

スリムにしようと思ったきっかけは、春と秋の鉢植えの植え替え作業が疲れるようになってきたから。これ続けられないなと思うようになった。土の配分もやめて一種類の草花用の土だけ買って道具もできるだけ少なくしていった。台風の時の鉢植え避難も結構疲れたっけ。

雑誌に載った写真はさすがプロのカメラマンが撮ったものできれいに撮れてる。こんな風に構えて撮るんだと感心しきりだった。実はこの頃写真にあまり撮ってなかったのでそんな意味でも貴重な記録になった。

あの頃と今の自分はまるで別人みたいに思う。あの頃の自分はだれ?と思う。懐かしく記憶にあるし自分だとも思うけどそのころ考えてたことや感じていたことももう今のこころの中の景色は違う。