2023年はエンジニアとして、大きい転換期だったなと感じる一年でした。
2022年は、テックリードを軸とし採用・教育・プロジェクトマネジメントなど幅広く順調にお仕事させていただいたのに対し、2023年はプロダクトマネージャーの退職や組織再編に伴い、今までの開発チームやメンバーを管理、もっと言うと後援してくれる方がいなくなり、厳しい状況の中でマネージャーとしてお仕事させていただきました。
私がテックリードを退き、マネジメント側を選んだのは
組織再編の影響で、チームメンバーにつらい思いをさせたくない
エンジニアリング活動をより包括的に良くしてみたい
といった思惑がありました。特に前者は2023/06時点でかなり辛い状況になってくるのは見えてきたため、自身が採用・教育してきたチームメンバーが不当な扱いを受けないように対処したいと言う思いが強かったです。後者は、採用・教育でピープルマネジメントに興味があり、やってみたかった感じです。
ちなみに辛い状況というのは、組織再編に伴い、吸収元の組織(私が率いる10名ちょいの開発チームがいる方)が吸収先の開発組織(100人強のJTCソフトウェアベンダー)に開発部隊が逆吸収される形になることがわかったからです。(母体の株式会社フィエルテは連結会計のアウトソーシング受託会社のため、吸収される株式会社ディーバの方が開発組織規模として圧倒的に大きい)
で、フィエルテとディーバでは開発エンジニアの層やスキルセット・マインドから全部異なるため、水と油のように上手くいく方が奇跡のような状況でした。(若手/シニア, Python/C++, アジャイル/ウォーターフォール)
実際にそういう状況下で1年間やってみて現在の私の状況はどうなっているかというと
ピープルマネジメント
プロダクトマネジメント
プロダクトオーナー
といった、いわゆるPdM, EM, POの領域をカバーし、新組織でチーム(メンバー)をそれなりのポジションに留めつつ2024年に向けた施策をばら撒くことができました。(犠牲も一部ありました。全員の満足いく環境を作れず申し訳ない…)
合体した向こう側の開発組織とも関係は構築出来始めていて、元々作っていたプロダクトの開発計画も合意形成に至れています。
2024年は2023年の計画をベースに開発チームもプロダクトも良い状況になると良いなと思っています。
自身の勉強したこととかのまとめは別途アップします。