機を逃していること

喜多
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公開:2024/1/19

口内炎ができている。左の唇のすぐ裏のあたり、歯の番号で言ったら左の3番くらいのところ。

私の場合、口内炎ができる原因はほぼ決まっている。食事中にそのあたりを噛んでしまうのだ。反対にストレスとか、栄養不足(はあるかもだけど)でなることはほとんどない。

なんでそのあたりを噛んでしまうのかもわかっている。歯並びが悪いせい。上の前歯がちょっと大きくて、その辺の歯がガタついているせいで噛み合わせがうまくいっていないのだ。いわゆる八重歯ですね。典型的なやつだと思う。多分よくあることだし、昔はテレビに出るような芸能人でも似たような歯並びの人はいたけれど、最近ではもう見ないな。みんな矯正してるから。

歯列矯正がしたい。そう思って15年近く経ってしまった。完全に気を逃し今にいたる。子どもの頃、親は私の歯並びに気を止めていなかった、のだと思う。親と折り合いが悪いとかではなく、下のきょうだいの矯正が大変だったのだ。頻繁に歯医者に行き泣いているきょうだいが大変そうで、可哀想だったのをよく覚えている。そちらで手一杯だったのだ。誰も悪くない。

初めて私も矯正したほうがいい?となったのは就職して、しかも東京に転勤しているときのことだ。25歳くらいだったか?もう少しあとだったかもしれない。当時通っていた歯医者が大人の矯正に力をいれていて、勧めてくれたのだ。でもずっと東京に住むわけでもないし、ここで初めてもな、高いしな、とその時は曖昧に濁した。

あのときやっとけばよかったよね、マジで。今でもずっとそう思ってる。

そうしてそのまま転勤終わって地元に戻って激務で歯医者どころではなく、仕事をやめたところでコロナ禍になり、今にいたる。いやどこかで始めればよかったのだけど、私の先延ばしにしてしまう悪いところがでている。

そうして40歳になってしまった。こうなると、もう今度は見た目の問題だけではなく、この先の健康のために歯並びを整えて置くべきか?という方向にシフトしている。前歯でものを噛み切れないのは問題があるだろう。

でもめちゃくちゃ高いんだよね。今から始めたら5年では終わらないだろうしな〜。なんてだらだらと言い訳をしながら生きている。今の期待は、ようやく歯医者に定期的に通うことに成功しつつあるので、その間に相談ができるのではないか、ということ。進展があったらまた書こう。

話は変わるが昨日書いたものにアクションを頂いていた。やっぱり嬉しい。内容が薄くとも、読んでもらえる文章にしていきたい。

@kitasz
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