[Spoiler alert / ネタバレ注意]
『緋色の花弁 改訂版』または『緋色の花弁 未校閲版』を読めば、牢獄の住人の前で傷跡の戒律, ハンマーの戒律のいずれか片方を使用すれば《遍く宿りしもの》が入手できそうだと気が付く。
実は『《蝋燭職人》の願い』の中にも同じ内容だと思われる箇所があるのだが、そこでは"《大佐》と《ライオンスミス》の理解"というまた別の表現だ。これらは傷跡の戒律とハンマーの戒律のことなのだろうか?
今回の記事は2つのスキルとふたりの《刻の神》について。
※ 《大佐》と《ライオンスミス》については他にも書かれている本があり興味深い内容なのだが、今回はスキルに関するものだけに絞っている。

01『緋色の花弁 改訂版』
「ライオネル」は、このような牢獄を作るには傷跡の戒律とハンマーの戒律を組み合わせることが必要だが、どちらか片方だけでも牢獄の住人を解放することはできるだろうと推測している。
02『緋色の花弁 未校閲版』
『緋色の花弁 改訂版』と同一文のため省略
03『《蝋燭職人》の願い』
「《蝋燭職人》がかつて通り過ぎた場所で、《大佐》と《ライオンスミス》の理解が真実をこじ開けるだろう。《蝋燭職人》が通り過ぎるであろう場所を、《蛾》が彼よりも先に通り過ぎるだろう」[a]
『「時」II』
この巻の大半では《ライオンスミス》と呼ばれる《刻の神》と《傷だらけの守護者》と呼ばれる《刻の神》について、そして彼らの対立について扱っている。[b]
「《ライオンスミス》は《守護者》を倒すために怪物を作りだす。しかし《守護者》の傷跡は、そのすべてが武器である」[c]
『「時」III』
《ライオンスミス》は怪物を作り、《大佐》は傷を負う。[d]
『マレリーにて』
「真珠は《ライオンスミス》の網に捕らえられた、忘れられた月の涙
ルビーは《ライオンスミス》のハンマーに刺さった、最初の鳥の血」[e]
a. 《大佐》と《ライオンスミス》の理解は傷跡の戒律とハンマーの戒律に対応している。ここではそのどちらに対応しているかまでは分からない。
b. 出てくる名前は《ライオンスミス》と《傷だらけの守護者》
c. ここでは《守護者》と書かれているが内容からすると《傷だらけの守護者》と同一人物。また《ライオンスミス》と《守護者》は対立関係にある。
d. 出てくる名前は《ライオンスミス》と《大佐》
つまり《大佐》=《守護者》=《傷だらけの守護者》
e. 《ライオンスミス》はハンマーを持っている
以上から 傷跡の戒律は《大佐》の理解, ハンマーの戒律は《ライオンスミス》の理解であると考えられる。
ちなみに傷跡の戒律は刃, 灯火 《大佐》は刃, 冬, 灯火
ハンマーの戒律は刃, 鍛造 《ライオンスミス》は刃, 心臓, 鍛造(Cultist Simulator より)
Cultist Simulatorをプレイしていればこれらの事柄は基本のキなのだろうけど、BOOK OF HOURSしかプレイしていない者にとってみれば《大佐》も《ライオンスミス》も突然名前の出てきた神っぽい存在の知らない誰か。文章のみで画像がないから、どのような風体なのかも分からない。
前作をプレイしていなくても大丈夫だと言われているゲームではあるが、前作をプレイしていれば更に楽しめるし理解が容易いのがBOOK OF HOURS…
ということは、やはりCultist Simulatorをプレイした方がいいのかもしれないな。