・ちかごろ、「寂しさや仄暗さ」がテーマの創作をあまりしなくなったなと思う。昔は今よりも、よりそういう風に描きたいという気持ち(無意識?)があった気がする…
10代の頃とかは、日常でどうにもならないこと苦しいことを和らげたくて、そこから生まれた毒みたいな何かを絵に閉じ込めて表現して解毒しようとしてたことも多々あり、寂しさや暗さはそういうものの表れだったようにも思うのだけど。もし今、日常のなかでそういう苦しさから解放されて昔よりも絵に込める必要がなくなった、ということなら、まあそれはそれでよかったのかな、とも考える。それとは別にふとしたとき、物寂しさやそこからくる神秘性みたいなものが漂う作品をインプットすると心地が良いので、やはり自分の創作にも取り入れていたいな…と思う。最近好きになったものだと「ファミレスを享受せよ」のあのムードとかけっこう近い。(あくまで健全な寂しさ) あとは、VRChat用のワールドなどを作られているamanekさんという方の作品とか(ひとりの時間を静かに噛み締めるような、そういうムードが素敵なのです)。
・ここ数日、寝まくったりゲームをちょこちょこ遊んでいたおかげか、ようやく少しずつ元気が戻ってきてて、耐えられないほどの体が動かなくなるほどの憂鬱感だったのが、耐えられる程度の日常的な憂鬱にマイルドになってきた(それでもまだ重たい感じはある)。そうなって思うのは、苦しい状態のときは今の仕事がつらいなあという考えがとにかく強かったのだけど、それが和らいだら辛さは減ったものの、エネルギーが出てきた分今度は自分のやりたいことにもっと時間を割かなくていいのか、歳も重ねてきてできることや身につけていることが今のままでいいのか…もっとキャリアアップというか自己実現のステップを踏みたい…という前向きな?ゆるやかな焦燥感が出てくる。結局自分が元気でも元気でなくても、今の仕事には早めに区切りをつけた方が自分の人生のためなんじゃないか、という結論だった。かといって具体的に次のビジョンが明確にあるわけではないのだけど…(でも、3Dモデラー関係の仕事か、はたまたフィギュアとかの原型師かフィニッシャーの仕事に強い興味がある)
実際、今年中に職場でいろいろ縮小する方向で動きがありそうで自分の働き方も変わる予感がしているので、果たしてどうなるか…という感じ。まわりの友人知人たちもどんどん退職したり転職活動していってるので、みんなすごいな〜、いいな〜と自分もとても触発されている。ここ数年で少しずつ自分に無理のない良い方向に進んでいるように思うので、今年はよりもっと良き方向に辿り着きたいところ。