・今日はお昼から病院。なんとか起きる。顔がわりとうまく描けた。前の職場があった高田馬場へ。すぐ終わって良かった。昔よく行っていたお蕎麦屋さんでお昼。おばあちゃん元気そうで良かった。
・シャネルのパンプスお試しデーだったが思ったより歩けた!保護靴下よい!けど、まあ疲れるは疲れる。夜ライブなのにまずい。
・一旦帰宅。少し寝て化粧を直して渋谷へ。古着屋をいくつかみる。が、終盤お腹を下す。急いでパルコのトイレへ。やっぱりシースルーは身体が冷える…
・渋谷WWWでイ・ランのライブ。ジュンイチTシャツをゲット!Sサイズラス1だった!よかった〜〜
・ランちゃんのライブは初めて。彼女の赤裸々なエッセイを読んで、私は勝手に彼女を友達みたいに思っている。彼女に会ってみたいし、彼女が少しでもお金を稼げるといいな、という気持ちでライブに行くことにした。(エッセイを読んでもらえば言いたいことがわかるはず)
・開演前のモニターに写されている「李瀧」の文字がかっこいい。定刻を少しすぎて開演。オンニ・クワイヤ(会社員なので金月で休みをとって日本にきてくれたらしい!)も参加のフルバンド編成で大所帯。モニターには韓国語と日本語の歌詞が流れる。
・2、3枚目のアルバムをよく聞いていたのでほとんど知っている曲だった!が、初めて歌詞を知るものも。やっぱり伝わり方が全然違う。序盤「家族を探して」からもう涙がドバドバ。ライブでこんなに泣いたことなんてない。なんだこれ。
・ライブを楽しいと思ったことがないと言っていた彼女は確かにずっと難しい顔をして歌っていた。でもその歌はとてもしなやかで力強い。こんなに歌が上手だったなんて知らなかった。そしておなじみイ・ヘジさんのチェロの美しさよ。
・日本語で堪能にMCをしてくれる。布が少ない服だから寒い!と言って1曲やったあと、寒すぎて演奏できないから誰かジャケットを貸して、と言い出す。そしてなんと観客が差し出したチェックのシャツを本当に着た!これから「ある名前を持った人の一日を想像してみる」という曲をやるんだけど、このアルバムを作ったときの目標が「私から始まらない、他の人の曲をつくる」ということだったから他人の服を着て歌うのはぴったりなんだ、と言っていた。なんて素敵なんだろう。観客に今何時?と聞いたり、私はスタンディング嫌いだけどみんなつらくないの?と心配したり(めっちゃつらかった)、相変わらず大層チャーミングなひと。
・「患難の世代」という文字がスクリーンに表示された瞬間、隣の女の子が息を飲んだ音が聞こえた。できることなら抱き合いたかった。私も本当に大好きで、救われてきた曲だから。この曲を聴いて泣いていた日々が報われるようだったし、これからも何度もこの曲を聴くだろうと思った。(「聞いていますよ」に対して、そう答えたいと思った。)
・その次の「イムジン河」でも、観客の小さな歓声が。私が彼女を知ったのもこの曲の映像からだった。イムジン河のほとりで、手話をしながら日本語と韓国語で歌う美しい映像。なんてすごいことをできるひとなんだ、と感動したのを覚えている。
・私は本当に眠るのが苦手だから「意識的に眠らないと」にもいつも救われている。「イ・ラン、何年こうしているの」「毎晩眠ることがなぜこんなに戦争なのか」という歌詞に自分を重なる。眠れないひとがここにもいる、という安心感よ。(サイン会に参加できたら、私も眠れないんです、と言いたかった。)
・本編ラスト、泣いてしまうからライブで演奏したことがない、と言っていた「PRIDE」を止まりそうになりながらも演奏する姿にまた涙。お姉さんがなくなったときのことは忘れられない。ランちゃんの味方でいたい、と思った出来事でもある。お姉さんが言っていたという「シャネルは態度が重要」(インスタコメントの翻訳なのでニュアンスのみ)という言葉が好きだ。
・1回はけて戻るのは大変だからとそのままアンコール。「聖書には、弱い者やつらい思いをしている人はこの世の光であると書いてあるのに、現実の世界はそういう雰囲気じゃない。そういうひとを慰められたらと思ってセットリストをつくった」と言っていた。本当にその通りのパフォーマンスだったと思う。MCでも彼女はずっと「弱い者」の話をしていた。そして観客たちもすごくそれに寄り添っているように思えた。あったかい場所だったと思う。
・このあと物販でサイン会します!たばこ吸ったあと!と言いながら消えていくランちゃん。近くでお会いしたすぎる!ていうか、そんなの全員並んじゃうんじゃないの?全員ランちゃんとお話ししたいでしょ?と思った。しかし脚が限界。案の定すごい列だしあきらめることに。きっといま対峙したら号泣してしまうだろうし。また会えるといいな。絶対会いたいな。
・何か食べて帰りたかったが渋谷の人の多さにげんなりして直帰することに。疲れた。でも本当に行って良かった。私もランちゃんみたいに在りたい。がんばるね。