もちろん人によって感じ方は違うのだろう。でもこのメディアは人のことはあまり考えなくても良いらしい。なので私の考えを書いていこうと思う。
スティーブ・ジョブズは言っていたらしい。
『ほとんどの人が一つのことが原因で自分の望む経験をすることができない。それは「お願いしてみる」と言うことだ。困った時は電話してみる。電話して何かお願いしても断られたり、切られたりしたことは無い。でも多くの人は電話もしようとしないし、お願いしてみようともしない。そして時にそれが成功を夢見ている人と実現する人を分ける要素でもある。失敗する覚悟をして行動しなきゃダメだ。ダメ元でもいいからやってみる』
私にはこんな断られないし大丈夫でしょう、と思う楽観的なメンタリティはない。が、一つだけ非常に同意できることはがある。自分で動かない夢を見ている人と、自分で動いて実現させようとする人のくだりだ。動かないと何も動かない、動いたら何かが動く。それは非常に同意できる。しかし、ジョブズは「とにかくダメ元でいいからやってみる」という。それは私にはない。しかし自分は自分を動かす方法は知っている。それは、ギュッと詰めることだ。
コーディングでも、企画書でも、もしくはプレゼン作成でも、なんの事柄でもそうだが、自分が主体となって何かを発信したり、なにかを「する」事柄について、私はギュッと詰めて熱量を高め、ひたすらやることが重要だと思っている。自分の頭の中でぎゅうぎゅうに詰めて、濃度を高めて、沸騰させて、一気に放出する、、みたいなイメージだ。
人にすぐ相談したり、いい顔をするために、要するにドヤるために自分の考えをまとまってない考えを周囲に共有したりするのは本当に良くない。濃度が一気に下がるし、考え抜いていないから口に出すとしょぼい話になる。少なくとも喋りながらしょぼいなと自分で気づいてしまって萎える。そしてなによりも、人に言うことで満足してしまうのだ。そんなことよりも誰にも言わず熱量を高めて考え抜いて、一気に資料にまとめ、その後にみんなに伝えるべきである、、、少なくとも私はそういう人間だ。
そのような法則が自分にあるとわかっても、つい言いたくていってしまうことなんていくらでもあるし、わかっているのに間違いを犯してしまうこともある。しかし、その法則を知ってからというものの、幾分か生きやすくなったような気がする。
だが、周りはそれを許さない。やれ報告しろだの、チームワークを重要視しろだの言いがちである。しかし私にはそれに反論する用意も最近はできてきた。ならばあなたがやれば良い、と答えることだ。ジョブズの説によれば、できる人は行動する人だ。でも私に何かを求めているということは、自分では何もとりあえずはしないということを決めている人なわけである。行動しない人にはそこそこに付き合っておけば良い、そう思うとより本当に重要なことに集中できるようになった気がする。
あなたは自分がどのような仕組みで行動に移すのか知っているだろうか?これを知っていたら非常に便利である。