シンプルに汚いので閉じたほうがいいです。
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子から風邪をもらい、咳が悪化していたある日のこと。
車を運転しているとき、強めの咳が出て勢いそのままゲ◯が口の中まで上がってきました。幸いなことに口に収まる量です。そのゲ◯の中には直前に食べたカツ丼のカツの一部がそれなりに大きいサイズで含まれていました。
緊急事態に凄まじいスピードで頭が回転し「車の中でどうしようもないのでそのまますぐさま飲み込もう、なかったことにしよう」と考えていました。
しかし、なんと私の体はそんな思考を無視していきなりそのカツの残骸を噛み始めました。おそらく反射的に飲み込むためにはサイズが大きすぎると判断したのでしょう。私はゲ◯の中の残骸を噛むことなど一切望んでいません。しかし、体はすでに動いていたのです。その後、無事細かくなったカツの残骸とともに胃に帰っていきました。
頭で考えるよりも先に体が動いているという話はよく聞きますが、まさにそれを実感した瞬間でした。
これまで聞いたどんな「よく噛んで食べなさい」という趣旨のご高説よりも、よく噛んで食べようと思うに足る経験でした。