1.常設展(東武博物館:東京都墨田区)
東武はほとんど馴染みがないのだけれど、行ってみた。
今の東武の路線数になるまでの成り立ちとか、日光観光の発展とかの歴史面が興味深かった。墨田区に関する展示コーナーもあって、企業博物館なのに珍しいなと思った。
個人的に1番気に入ったのは、駅事務室の再現展示。今のではなくて、昔のではあるけど、券売機の裏側どうなっているのかを初めて見た!
2.特別展「たばこ屋大百科 あの店頭とその向こう側」(たばこと塩の博物館:東京都墨田区)
常設展にもたばこ屋の店頭を再現した展示があるのだけれど、それとは別に再現されていた。
お中元(お歳暮だったかも)やお年賀にたばこを!っていう販促ポスターが複数展示してあって、時代だな〜と思った。映画だけでなく、風景としての一般人の写真でも、昔の人って面白いくらいたばこを吸ってるよね。
3.企画展示「鉄道と横須賀」(横須賀市立中央図書館:神奈川県横須賀市)
JR横須賀線と京急の昔の写真の展示。横須賀は場所柄、昔は勝手に写真が撮れなかったから、結構珍しいのかな。
今の駅とここが似てる!とか、昔の駅名は違かったんだなとか、そういうのが楽しかった。
4.水木しげる生誕100周年記念水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 ~お化けたちはこうして生まれた~(そごう美術館:神奈川県横浜市)
名古屋でやってたのに行こうかと思っていたら、そごう美術館に巡回すると発表があったので、待っていた。
内容的には、幼少期に図鑑で見た!って感じのものが多かった。ただ、妖怪研究者の変遷のところは良かった。また積読が増えてしまうなって思った。
5.企画展「驚・収蔵展」&「貨物鉄道輸送150年記念展示」(鉄道博物館:埼玉県さいたま市)
企画展の方は、大船軒の展示が良かった。崎陽軒を取り上げた展示はそこそこあるけど、大船軒は珍しいと思った。
我が家では、大船軒の押し寿司もサンドイッチも日常の食事として食べます。もちろん、崎陽軒も。コンビニ弁当を買うなら、崎陽軒か大船軒の弁当を買う心の距離感です。実はコンビニ弁当よりコスパいいし。
あと、ロゴが可愛い!「おどろき!!!!」で「驚」になっている。森鴎外記念館のロゴも同じ感じで好き。
貨物の方は名前の通り、記念展示で貨物輸送の仕組みと機関車のヘッドマークいろいろ。
私は、物心ついた頃から今現在も貨物に馴染みのある生活をしている(鉄分を含まない友達だって、貨物が通過するとついつい見ちゃうって言ってました!)ので、子供も大人も、貨物展示をスルーする人が多くて悲しかった……。みんなが思っている以上に貨物って身近よ〜!ブルボンのプチのパッケージにエコレールマーク付いてるよ〜!
6.少女たちのお手紙文化 1890-1940 展 ~変わらぬ想いは時を超えて〜(町田市民文学館 ことばらんど:東京都町田市)
山内マリコさんのインスタを見て知った展示。3/17更新分のPodcast【おみゆの好き蒐集倶楽部】を聞いてインスタを見に行ったので、滑り込みだったけど、行けて良かった!(展示会リサーチから漏れていた……。)
少女雑誌系の展示だけれど、少女の友関連がほとんどなかったのが珍しいと思った。資料を借りているところの所蔵の傾向なのだろうけど。あと、弥生美術館が関わっていない展示だったから余計かも。
実際に少女たちがやりとりしていた手紙が展示されていて、その書き下し文も読めるようになってたのが良かった。
7.昭和モダン×百段階段~東京モダンガールライフ~(ホテル雅叙園東京東京都指定有形文化財 「百段階段」:東京都目黒区)
全体を通しては、お化粧品の展示が良かったかな。夢二のは、基本見たことがあるものばっかりだけど、令女界関連は珍しいかも。人形の家の常設展の入ってすぐの壁に印刷してある絵、令女界が初出だったんだ〜ってなった。
絵以外の展示の小物にちらほら以前もいませんでした?っていうのがあって、ふふ(笑)ってなった。