カムカムエヴリバディ 安子編

kochi
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カムカムエヴリバディをリアタイしていた時、稔が亡くなってしまったことがショックで耐えられず、ルイ編に入っても悲しくて悲しくて早々に離脱した。幸せな安子編だけ150話見せて欲しい…なぜ…。稔はすぐ退場する運命だったこともあるだろうけれども、完璧な青年だった。優しく誠実で芯があって一途、顔も良し。本当に良かった。

1話から見返して安子編が終わった。改めて見ると、「安子って結構自分勝手では…?」と思ってしまった。稔が亡くなってからも雉間に居続けながら、顔に傷を作ったルイの治療費にとおはぎを作って売って、このままでは雉間で宙ぶらりんだからと勇ちゃんにプロポーズを受けてもルイと暮らすからと出て行こうとして、ルイのためと言いながら自分が犠牲になることはしない、かなり…勝手では…?本当にルイのためを思っていたら勇ちゃんと再婚して雉間にいることが1番丸く収まったと思う。でも出来なかった。家のための結婚を拒んで一緒になった安子だから、そういうシナリオには出来なかったのかもしれないし、戦中戦後の自己を強く持った新しい女性像としてこうしたのかもしれないけど、印象としては自分勝手で自滅した女性。雉間は勇も養父も安子を大切にしてくれていたのに。ピンチの時に稔、勇、ロバートと彼女を好きな男性が現れて、でもどんなに周りがサポートしてくれても本人がその輪から出てしまっては救われるものも救われないんだなあ…。リアタイしてた時は稔の帰りがサプライズであるのではとずっと期待して見てたからあまり気にしてなかったんだけど。ルイ編はオダジョーと出会って少しで見るのをやめてしまったのでほぼ初見。楽しみ