今週どこかの平日の夜。
休日に野菜をたくさん買い、切って袋に分ける作業をしている。そのうちの一つの春菊が限界を迎え始めていたのでアラビアータに入れた。ハーブとしてカウントできるほど香りがあるのでもちろん美味しい。
伊予柑ピールパウンドケーキの第二弾を前週の休みに作ったので、気持ち薄く切って夜のおやつに食べる。
この時間がないと中々気持ちがやられてしまう(反対にこれがあればなんとかもつ)ので、ちょっとの時間でも確保してずるずるとやっている。
第二弾は紅茶とグローブ、シナモンをパウダー状にしたものをたくさん入れたつもりだったが、思ったよりスパイスの香りがせず、もう少し強気でいってもよかったか、という気持ち。チリムーロはどのくらいのスパイス量を使っているんだ、、と思いを馳せる。
朝。
とにかく春菊を使い切りたいんだね、という朝食にしてはおいしすぎるトースト。
冷凍してた食パンにいいオリーブオイルを垂らして、塩をちょっと振って、春菊をわさわさ乗っけて、そこにチーズを乗せた。
ある料理家さんが、味付けが毎回同じになってしまうというお悩みに対して、味をつけるんじゃなくて食材の味が引き立つように調理方法を学べば、味付けは少なくなるしそれぞれの素材の味が引き立って自然と違う味になる、と言っていて、それから全ての自炊に影響している。
鰯(と最後の春菊)のパスタ
その延長線で今日から魚をさばき始めてみた。
今まで気になりながらも通り過ぎていた魚屋に入って、鰯を2尾買った。店員さんが鰯のお腹を触って丸々した大きいものを選んでくれてうれしかった。
家に帰って3枚におろそうとお腹を切ると、内臓がプリプリでまな板があまり汚れないので驚いた。魚屋さんすごい、通います。卵が入っていたのでトマトソースに混ぜてみたりもした。これはさばきの醍醐味の一つでは、とより楽しくなる。今度はアラ部分のダシもとって全部を料理に使ってみたい。
何も考えずに作った夜ご飯。
鰯は焼いただけのをご飯に乗っけた。豚汁は完全食だと思っているのでほとんど全食に添えて食べている。あとは困ったら納豆オムレツ、小学生の頃からよくおやつ代わりに自分で作っていた。
写真だと分かりづらいけど、パウンドケーキの端っこたち。
なるべく空気に触れないように、真ん中から1週間かけて切り出して最後に残った愛しい端っこである。
うちのオーブンは最低温度が170度で、いつもパウンドケーキの周りが焼けすぎてしまうのだが(レシピでは160度)、個人的には周りがさくさくして結構気に入っている。端っこだとよりさくさくである。
冷やご飯と味噌汁理論を応用し、さくさくパウンドケーキとホットミルクを夜のおやつに頂く。