Phoenixの公式ドキュメントの翻訳作業がちょっと便利になった

koga1020
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ElixirのWebフレームワークであるPhoenixの公式ドキュメントの翻訳を細々とメンテしている。

子育てにも少し慣れてきて夜の時間やお出かけしない休みの日にPCを触る時間が出来てきたので、翻訳元から出遅れているcommit分にガッと追従した。

本家が進んだのを検知して時間が出来たら随時追いかけるという作業が発生するが、CIを整備してissueに週一で差分をチェックする仕組みも作った。

(コードブロックは書けないようなので、イメージだけ)

  • zennで公開している翻訳後のマークダウンファイルのヘッダー部分に、翻訳元ファイルのpathと、翻訳したタイミングでのcommit hashを記述

  • 全てのマークダウンファイルでループして、cloneしたphoenixのリポジトリ内のファイルと比較

    • git logでファイルごとに最新のcommit hashを取得

    • 最新のハッシュと翻訳後のファイルハッシュ、diffを確認

という具合にスクリプトを作った。

シェル芸で頑張っていたのをTypeScriptでちょいと書き直した。

  • ChatGPTでスクリプトの構想を伝えてコード生成、単一ファイルのスクリプトを書いて、

  • CI上でbunをinstallして、

  • bun run <script> で実行

という具合に、小さいツールであれば一瞬で出来てありがたい。

v1.8が出るまでは最新のcommitへの追従を続けようと思う。

一方で、v1.8も続けれるかは正直悩ましいところではある。Elixir・Phoneixは好きな技術であることは間違いないが、今は業務では使っておらず。育児もあり使えるリソースが限られている中でモチベーションが怪しい。

その時の差分を見て考えよう。