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手帳を始めた話

kohana
·
公開:2026/9/3

手帳のことばかり考えている。来年の手帳は注文した。それ以前に使いかけの手帳が手元にある。問題は使い方である。

今回やりたいのはライフログノートを作ることだ。こうした手帳術は10年ほど前一度流行した覚えがある。自分も数冊の本を買い、熟読ののち挑戦した。でもだめだった。ノートにあれこれ書き込むことに興味が持てなかった。イラストも描けないし、貼るものも別にない。長文を書くならキーボードの方がいい。

そうこうするうちにストレートネックで肩こりが、フランス語の活用練習のやり過ぎで指の痛みが悪化したので、手書きのノートはますます遠くなっていった。

でも、今ならやれる気がした。長文の日記はキーボードで打って画像や動画と一緒にアプリに保存して、紙の手帳にはログ、つまり体調や読んだ本、食べたものや買ったものを記録すればいいのだ。

しかし、このログをどう書けばいいのかわからない。ここで参考になるのが手帳ユーザーのアカウントだ。自分が主に見るのはほぼ日だが、みんな自由に使っていてびっくりする。縦のままでもいいし横にしてもいい。隅に自分でグラフを作ってもいい。バーチカルの時間の目盛りや年間ダイアリーページの日付けを無視してもいい。中には「今年の前半は全然使えませんでした」「ウィークリーのページの使いかがまだわかりません」と、真っ白いページをパラパラめくってみせる人もいる。

自分は常識から外れているくせに、いや、だからこそ、罫線や目盛りを見ると「これをちゃんと活かさなくては」と思ってしまうし、白紙のページを作るなんて大罪だと考えている節がある。だからこのゆるさにほっとする。

ほぼ日はデザインがおしゃれだ。コラボも多い。いい紙を使っている。だから高い。それなのに、あんまりかしこまったり気取ったりしないでくださいという雰囲気がある。実際みんな好き勝手に使っている。そのあたりが支持される理由なんじゃないかと思う。

とりあえず年間、マンスリー、ウィークリーのそれぞれのページに書くことを決めた。デイリーページには試しにスーパーのレシートを貼ってみた。その脇に、これは安かったとか、鮮度が少し落ちていたとか、おいしかったとかこんな料理を作ったとか書き込んだ。傍から見れば馬鹿馬鹿しいかもしれないし、数年後に読み返すとけっこう楽しいかもしれない。

ついでに長く買いためていたシールも貼ってみた。中には10年以上しまいっぱなしのものもある。今ここで使わなければ一生そままだろう。

風呂上がりにそんな作業をしていると数時間が過ぎていた。夜の時間はなぜああも経つのが早いのだろうか。そんなわけで今日はあまり寝ていない。

2026/09/03

Kohana

@kohana
エッセイとAuto fiction。 自分の言葉を取り戻すリハビリのために書いています。 少しでも楽しんでいただければ幸いです。