日本の学者さんが賞を取ったらしい。
実は詳しい内容はまだ読んでいない。ただ、その人については知っていた。以前動画を見ていたのだ。
その人は睡眠の権威であるらしく、睡眠の大切さを力説していた。日本人のほとんどは寝不足であり、寝不足は健康を害し早死にのリスクを高め、自分は充分疲れがとれていると思っている人も、実は感覚が麻痺しているだけの慢性睡眠不足なのだ。
その人の言うことは正しいのだろうが、そんなことを言われてもなあ、と正直思った。もちろん毎日1時間しか寝ていないとか、自分は寝なくても平気だと言い張るような極端なケースは別だ。でも、仕事や家事や子育てに追われる生活で、更に理想の睡眠時間を確保すれば自分の時間がなくなってしまう。そのストレスも健康に悪いのではないか。睡眠は大事だが人は睡眠のために生きているわけではないし、健康は人生を楽しむ手段のひとつに過ぎないはずだ。
研究は尊重しつつ、なかなかそうはいかないリアルとの擦り合わせをするのもメディアの役割じゃないだろうか。しかし、そうした内容のものはあまり見ないし、あっても物足りない。偉い先生のお話を拝聴し、聞き手自身が大袈裟にびっくりしてみせて終わりというものがほとんどだ。
かくいう自分の睡眠時間はというと、子供の頃は10時間だったが次第に短くなり、今は5時間から6時間の間である。長い間それが普通だと思っていたし、特に眠気は感じない。いや、ひょっとしたら気がついていないだけで睡眠負債を抱えているのではないか。しかし眠れないものはどうしようもない。
ただ、この睡眠時間は自分のぎりぎりのラインである。それ以上寝ると首や身体が痛くなってなんとなく調子が出ない。そしてそれ以下だと起き抜けから明らかに体調が悪い。
実は諸事情で昨夜はあまり寝ていない。だから軽い悪寒や怠さと戦いながらこの文章を書いている。時間や眠り方はともかく、睡眠自体は大切だ。
2026/09/10
Kohana