Qiita 100記事を書いて発見したこと

Qiita 100記事投稿を一つの目安としてきましたが、先日達成しました。

とにかく量を書いてきた結果です。良くも悪くも。

お読みいただき、またいいねやストックをしていただきありがとうございます。


100記事書いてみての発見

「100記事目標」の意図するところは

少なくとも100記事書いて、やっと『自分らしい、満足いくフォーマット』が見えてくるのでは」でした。

そのくらいの気持ちで、n番煎じでもいいから書いてみよう、ということですね。

100記事書いた今、「満足いくフォーマット」にはまだまだ程遠いと感じます。しかしいくつかの発見はありました。


発見①「チートシート系」と「初心者向け」は伸びやすい

※チートシート系:gitのコマンド一覧・ショートカット一覧など

「チートシート」「初心者向け」これに共通するものを考察してみましょう。

「初心者から熟練者まで、万人受けする」

「初心者向け」「初心者でもわかる」の裏側に、「革新的な発想術」「超わかりやすい説明」など、「万能な特効薬」的なものを期待するのでしょう。

「チートシート」には、「まだ見ぬ、生産性爆上げコマンド」を期待しているのかもしれません。

また、どちらも「知識の振り返りができる」と言えるでしょう。

以上のような理由で、熟練者も含めて万人受けするのではと思います。

「手軽に読める」「手軽な割に、大発見があるかもしれない」という棚ぼた効果も言えそうですね。それは万人を惹きつける・・・

手軽に読める、の波及効果

そもそも、「手軽に読める」は技術記事の中ではなかなかの長所です

「後で読みたい」と思わせた時点で、Qiitaで言うストックや、はてなブックマークに登録されます。これにも「手軽」が一役買っているでしょう。「今は時間無いけど、後でさくっと読もう・・・」と。

はてなブックマークが増えると、はてなブックマークのランキングに乗り、そこからの流入で記事閲覧がさらに増えると聞きました。

こういった点も「チートシート」「初心者向け」の強みではないでしょうか。


発見② 煽るようなタイトル、大げさなタイトルは伸びやすい

結局、記事を開かれる理由の多くは「タイトルが気になったから」なわけです。

例えば、記事閲覧に大きく関わるであろう「Google Discovery」では「タイトル」しか情報がありません。

そうなると、「RailsのActiveRecordの技術的なうんたらかんたら・・・」より「【初心者】誰でも生産性爆上げ!〇〇という思考法」の方がクリックされますし、「説明できますか?〇〇と〇〇の違い」などと煽ると、「とりあえず見てみようか」となるわけです。

しかも、「大げさなタイトル」「煽りタイトル」は総じて中身が薄い→手軽ですぐ読めることを、経験則的に知っている人が多いでしょう。これがむしろ、「手軽に読めるし、気になったからさっさと読もう」と開く動機になっていると思うのです。

大げさで、挑発的な記事タイトルが多いのは理由があるんだなあ・・・と。

ぶっちゃけ、記事の中身の質より、タイトルのほうが記事のいいね・閲覧数に直結しやすいと感じます。


発見③ 間違っている時だけコメントがくる

マサカリが飛ぶ、と言うみたいです。

技術記事の世知辛いところは、良い内容にはコメントが無く、間違っているときだけコメントが来るところです。

・・・まあ、間違っている = 勘違いしていた部分であり、指摘していただけるのは間違いなく学びになるのでありがたいです。記事を書く一つの理由でもあります。学び。

あと、Qiitaは優しい・・・とまではいいませんが、語気の強いコメントは少ない文化であるように感じます。


発見④ 100記事書いたら自信になる→そんなことはない

あくまで個人的な主観です。

100記事書いたら誇れる、自信になる、というとそんなことないですね。読まれたくないなあ・・・って記事もあるし。

もちろん、どの記事も「絶対に誰かしらのためにはなる」と思って書いているし、「まだまだだ・・・」みたいなことではないです。

ニュートラルな感覚。


発見⑤ ❌量を書けば質があがる ⭕️量をかくとたまに質が高いものがある

表題のとおりですが、少なくとも僕の場合は「量を書く事に質があがる」という感覚はないです。「フォーマットが見つかってきた」ならわかる、という感じ。

僕の場合は、量を書くとたまに質が高いものがあるという感じですね。

※先程も書きましたが、記事の質といいねは比例しません。


発見⑥ 記事が伸びるより、納得いく記事を書けた時の方が嬉しい

自分自身についての発見です。

記事が伸びるのはもちろん嬉しいんですが、自分が納得いく記事をかけた時が1番嬉しいです。

納得のいく記事が伸びなくても別にいい。なんなら「これを知らないなんてもったいないなあ・・・」くらいのスタンスです。

逆はめちゃくちゃ嫌ですね。納得いってない記事なのに伸びる。「やめて!見ないで!そんな大した内容じゃないから!!」ってなります。


発見⑦ 「記事ネタ」に貪欲に

これは100記事というより、「毎日1本記事を書く」に関する発見です。

毎日記事を書くと決めてると、当然書くネタがなくて苦しいときがあります。

その結果、技術カンファレンスや技術書に積極的になり、何かネタがないかと探すようになりました。

また、RUNTEQでの雑談の中でも記事になりそうなネタを嗅ぎつけ、記事にしてきました。

記事を書くと決めて苦しみ、記事ネタを見つけて歓喜する、マッチポンプすぎるというかなんというか。


さて、だいぶ長くなってしましました。

「次の目標が決まらない話」とか「具体的な記事の書き方」も書こうかと思いましたが、それはまたいつか。

最後にいくつか記事を紹介させていただき、終わろうと思います。

個人的、質の高い記事

↑個人的にお気に入りの記事。なかなか読まれない。

↑自信あって、ちゃんと伸びたから好きな記事。

↑頑張って書いた、イベント用の記事

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