私は、毎日18時からDiscordにて雑談会を行ってます。
会といっても大きなものではなく、基本は私ともう一人で、たまに遊びに来る方がいる、といった感じです。
「目的もなく集まり、たわいもない会話をする環境があるといいな」
「そういう仲であれば、勉強に行き詰まっても相談できるし、気分が落ち込んでも気軽に打ち明けられる」
イメージしていたのは、「中学校の放課後の教室」「目的なく、たむろして雑談する感覚」です。
「しんどい」と発信するには、勇気か関係値が必要
この取り組みは正しかったと思います。
何より私自身が救われました。
学習に行き詰まり、リタイアしていく方は、「しんどい」と発信すること無く静かに姿を消します。
私の経験にもありますが、「しんどい」を発信するのは勇気のいることです。
「しんどい」と言ったところで何になるのだ・・・困らせるだけ・・・と考えてしまいます。
(少しでも助けになれれば、と考える人は、思った以上にいるのですが)
「最近カリキュラム進んでなくて・・・ちょっとしんどい」と気軽に話せるのは関係値があってこそです。
孤独になりがち
ついつい家にこもりがちで、人との関わりが消えがちです。
人と関われる場所があることは、思ったよりも利点があります。
その一つとして、「気分を切り替えられる」というものがあります。
テディベア効果といいますが、「人に話すだけ」で解決の糸口が見えることがあります。糸口が見えないことはしんどく、逆に糸口が見えるとやる気になります。
また、一人ではずるずるぐだぐだとしてしまう時も、話すという行為を通してスイッチが切り替わることがあります。
「目的のない」集まりなので、参加が嫌になることもありませんでした。
技術について話慣れる
目的がないとはいえ、学習コミュニティで集まっていると、自然と技術の会話が発生します。
「どういったエラーが発生している」「記事を書こうと思うんだけど・・・」「アプリ案、どう思う?」「どういった働き方をしたい」・・・
自分の考えを発信し、また技術を語る経験を積むことができました。
知らなかったテクニックを知る
自分の知らないデバッグ方法、記法、解決方法を知ることができます。
理解者ができる
毎日会話していると、相手のことがわかってきますし、親しみがわきます。
相手もそうでしょう。
理解者がいることのメリットは数多くあると思いますが、その一つとして「自己分析の精度があがる」ということが言えるのではないでしょうか。
直近の自分を、客観的に評価してくれる人は貴重です。高校の同期であっても、別れて何年も経ちますから。
おわりに
最後にもうひとつだけ
ここに書いた理由から、特に新人の間はリモートより出社がしたいし、リモートであっても目的なく集まれればベストだと思っています。
どの時間にするかは難しいけど。
以上、まとまりのない文をお読みいただき、ありがとうございました。