2023年12月29日の営業をもって、高松市内から2軒のカフェが姿を消す。

1軒は、ことでん琴平線・仏生山駅正面の『仏生山珈琲 回(かい)』。トレインビューの店内で、のんびりと味わえる。
ことでんファンであることを、至るところでふれまわる私。電車とその工場を仏生山へ見に行くと、大抵はこのカフェに立ち寄った。時に食事メニューも楽しんだ。
公式SNSで、閉店のお知らせに触れた時は、本当に腰が抜けかけた。

もう1軒は、菊池寛通りの『LIMA COFFEE ROASTERS TAKAMATSU』。
ここで紹介した2軒、いわゆる姉妹店と聞いている。プロデュースされているのが、同じ方とかや。『LIMA』は『回』に比べると、私が訪ねた回数は少ない。しかし、駅前や商店街のチェーン店よりは通ったカフェ。
コンセプトが異なるこの2軒、その意図や表現の深みには明るくない私。でも、好きなコーヒーが楽しめるので、味の深みにははまりこんでいたと思う。
高松の商店街に、別の「なじみ」と思っているカフェがあるが、そこと『半空』くらいしか「行くぞ!」と思えるお店が、高松中心部に思い当たらなくなる。
もちろん、美味しいコーヒーを出してくださるカフェは多いのだ。ただ、好きな雰囲気込みとなると、案外少ないもので(個人の感想として)。
2023年12月。飲み納めとしてのメモ。あえて普通に訪ねた体で。
(公開後、一部訂正(なじみのカフェの段落)しました)