スキップとローファーは、アフタヌーンで連載中の漫画です。
昨年、アニメ化されまして、視聴しました。
今回はそのスキップとローファーについて書きます。
あらすじ
石川県出身の女の子、みつみちゃんが主人公
成績が優秀だったこともり、東京の高校に進学することになる
高校での様々な友人との生活を描く物語
好きなことろ
みつみちゃんのキャラクターです。
みつみちゃんは素直で前向きな性格で、失敗や悩みを重ねながらも、自分なりに答えを出して前に進んでいきます。
そんなみつみちゃんがとても好きでした。
また、みつみちゃんに出会う友人たちも、みつみちゃんと過ごしていく中で徐々に素直になっていきます。
素直になり、その友人たちの個性が前向きに出てくるところも好きでした。
昨年度、けんすうさん(クリエイター関連の会社を経営)著書の物語思想を読んだのですが、その中に下記のような文章がありました。
漫画を作っていく時に、キャラクターが良ければストーリは勝手に良くなる、ということが、よくあるとのことです。
スキップとローファーは、まさにこのようなケースだと思いました。
出てくるキャラクターに若干の特殊なバックグラウンドはありますが、それ以外は特殊な設定はなく、いたってて普通の高校生活の話です。
キャラクターが魅力的なので、彼らがどういう風に過ごしてくのかが自然と楽しみになりました。
思いかけず利他
ここで少し話が変わりまして、昨年読んだ本を紹介させてください。
本書では利他(他社の利益になるもの)について議論しています。
本書の内容を一部、下記にまとめてみました。
利他は偶然発生するもの
利他は、行動したものではなく、その行動の受け手によって発生する
重要なのは、私たちが利他を呼びこむ器(受け手)になること
利他を呼ぶこむ器は、他人の存在や行動を前向きに捉えられる人、とも言えると思います。
みつみちゃんは、まさに利他を呼びこむ器だったと思いました。
みつみちゃんが利他を呼びこむ器で、その結果、周りの友人も自身の良さが引き出され、他人に対しての思いやりも増していったのだと思いました。
最後に
私も利他を呼びこむ器になりたいです。
また、利他が自然と発生しやすくなるさらに大きな器作り(社内のチーム作り、会社作り、社会作りなど)もありえるのか、考えています。
おまけ
アニメはとてもいいですが、その続きとなる漫画も面白いです。
私はアニメを見終わった後、出ている単行本を全て読み、今も月間連載を読んでいます。(アニメでは4巻までの内容を放送)
個人的には、8巻の話は特に好きでした。
これからも楽しみです。