たまに何の役にも立たない意味のないものを作ってる。
なぜなら楽しいから。
なぜ楽しいのか
意味のないものをつくるときは考えることが少ない。
どうせ誰も使わないので、ユーザーのことを意識しなくていい
破壊的な変更を入れ放題
どうせ作り終わった後はメンテナンスしないので、中長期的な保守性を意識しなくていい
複雑でリッチな機能実装を書き放題
競合ツールを意識しなくていい
後先考えずに思いつくままにやりたい放題できるので楽しい。
意味のないものを作ることで得られるもの
話のネタになる。
あと、他のものを作ってるとき「この実装は前にあのツールでやったことがあるな〜」ということはたまにある。そういうときに参考になる。もちろんこれは意味のないものに限った話ではないが、意味のないものは意味のあるものに比べて気軽にポンポン作れるので、量を増やしやすい。
意味のないものだと思って作ったものが評価してもらえることもある
例えば gat は意味のないものだと思って開発したもののひとつ。
chroma という Go パッケージを試してみたくて思いつきで作っただけだったし、自分でも「bat でいいでしょ」と思っていたのだけれど、公開してみると意外とポジティブな反応をもらえた。且つ現在は自分でも結構気に入っていて、 cat / less の代替コマンドとしてメインで使っている。
先日公開した ghats もネタツールとして作ったものだった。
「YAML でいいだろ」「無駄にリッチ」っていうツッコミを期待してたのだけれど、これもポジティブな反応が多かった。
このように、自分では意味のないものだと思って作ったものが予想外に評価されることも稀にあるらしい。
まとめ
意味のないものを作るのは楽しい。