Chemical Brothers - For that beautiful feeling tour 2024

kokik
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2月3日(土)のセットに行った。

2016年の単独は口座に現金が足りず泣く泣くキャンセルし、2020年はコロナで中止。何かと縁が無かったが、今年ついに参戦することができた。

多くの人が X (Twitter) に書いているとおり、聞きたかった曲をすべて詰め込んだ欲張りセットのようなセットリストだった。Star GuitarSwoon はイントロがかかっただけで込み上げてくるものがあったし、2016年に何度も聴いた Wide Open をライブで聴くことができたのもよかった。The Darkness That You Fear は2021年にコロナが真っ盛りだったときに勇気づけられた曲の一つで、ライブ会場で聴けたのはその鬱屈とした情勢の清算になった。

また、今回の演出や VJ についても触れないわけにはいかず... MAH おじさんの手や Eve Of Destruction のヒーローからビームライトが出る演出、ステージが見えなくなるほど噴出された紙吹雪や巨大な風船、突然現れた巨大ロボット(なぜ?)など、バカバカしくも最高に盛り上がる演出が良かった。でかい光や音だけでは白けてしまうが、投影されたビデオのシュールな質感やシャープな音響が、ただの浮ついたライブではないものにしていたと思う。