最近、たくさんの人間の優しさにふれており、結構人間は、やさしいのだ、！ということにようやく気づき始め、そして驚いている。落し物をするとすぐ拾ってもらえたり、ご飯屋さんでご飯を食べていると、隣の人から割引券を貰えたりした。
学校に行ってる時、目の前で老人の人が転けちゃったとき、私しか現場にはいなかったのに、助けてちょっとしてたら20人くらいが集まってきて、めちゃくちゃ驚いた。中には車や自転車から降りてまで助けてたり、道路だったから運んでくれる人もいたりとか、なんか、、、こう、、人間ってまだまだ捨てたものではなくて、優しさは、あるのだ、とめちゃくちゃ実感してしまった。人間は、やさしい。すごい。眩いね。いのちは。
初めて、人から花を貰った。
ピンク色の花で、自分なんかに似合うかな、と思って買ったと言われて、めちゃくちゃ動揺してしまった。バラとか、スイートピーとか、ピンクで、ふわふわ、していて、まるで自分とは全く異なっているものだと思った、ね。花束みたいな恋があるなら、こんな色をしているのかな。柔らかで、暖かで。
花瓶なんてオシャレなものは無いので、買わないとな。いまはちっちゃいバケツに入れているけど、花があるってだけで、かるく、いのちが生活圏に存在する、こと。
ゴミ出しを夏に忘れているせいで、本当に生活が深い深い不快です。生ゴミの処理や、汚れていくシンクや、ホコリや髪の毛が詰まっていく床を見る度にあーー！ーーーーー、、、、となるね。
死んでいく家の中で、なきがらみたいなあたしの前で、水を吸って生きている、花の、まぶしくて、やわらかいことが、ただ、ただ、優しくて、だから1層つらい、ね。