免許合宿に行った話

ちゃーりー
·
公開:2024/5/31

というわけで掲題のとおり、先日まで免許合宿にいってました。

一時は「これいつ帰れるんだ……? もしかして一生帰れないのでは……?」という思考に苛まれていましたが、無事に帰って来れて本当によかったです(しみじみ)。

今回はそんな免許合宿について、

・3大 合宿免許でよかったこと

・3大 合宿免許でしくじったこと

の2項目を設け、「ぶっちゃけどうだったのか?」を書いていきたいと思います!

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【3大 免許合宿でよかったこと】

①追い込まれる環境にあること

合宿期間中は家に帰宅できません。この期間の帰る場所は見知らぬ土地の見知らぬ寮orホテルです。家に帰れるのは卒業、もしくはさまざまな事情による退校のみ……。詳しくは後述しますが、この環境は正直超〜〜〜〜〜〜きつかったです。でも逆に「卒業しないと帰れない」というこの環境は、自分を最大限まで追い込める環境でもありました。教習がうまくいかなくても地獄、帰っても家には帰れない地獄、サボっても地獄……。何を味わっても、何を選んでも地獄。逃げ道はない。じゃあ頑張るしかない、という環境は、面倒臭がり・飽き性・追い込まれないとやらない・メンタル豆腐な自分には結果的に合っていたと思います。人間追い込まれればマジでなんとかなるんだなと思いました。

②教習所にすぐいけること

これは地域差あるのかもしれませんが、私の場合は寮から徒歩2~3分ぐらいで教習所の受付に行ける距離で、外に出ればすぐ教習所のコースが見えました。私は徒歩5分圏内のコンビニですら気分があがらない時は行けない人間なので、この近さはとても助かりました。といっても時にはこの徒歩2~3分すら億劫な時もありましたが、徒歩2~3分かつ信号で止められることもないのはかなり楽だし、前述の通り行かないと一生家に帰れないし……なのでなんとか自分を奮い立たせて行ってました。これが徒歩10分圏内だったら途中で挫けてたかもしれない。なので徒歩2~3分で着くのは本当に助かりました。

③短い期間で卒業できること

免許合宿の醍醐味ですね。といっても私は技能下手すぎて7日間ぐらい延長しましたが、それでも合計20日程度です。まあそのぶんスケジュールはつめつめ、教官も結構厳しかった(ほうだと思う)し、自分は技能下手すぎるし、ワイ、合宿じゃないほうがよかったんじゃ……とか思った瞬間もありました。が、自分の下手さでは通いだと絶対1日目で挫けてたし、続けられてたとしても絶対卒業まで1年かかってたなと思うので、1年のつらさをたった20日で味わい尽くしてもらったんだと考えればむしろありがたかったです。……でももう一度味わいたいかと言われると、二度と味わいたくはないですが!

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【3大 免許合宿でしくじったこと】

①閑散期に交流は向いていないこと

自動車学校は老若男女問わずいろんな人が集まる場所なので、合宿の前日ぐらいまでは「いろんな人と話せるといいなあ……!」と希望に満ち溢れていましたが……現実は厳しかったです(´ºωº`)基本的に学校内に交流OKな場はほとんどなく(恐らくコロナの関係でNGになったんだと思われる)、じゃあ教習はというと技能は教官としか喋らないし、学科はオンライン。むしろこんな環境でどう交流すればええねん……という状態でした。それでも第二段階になれば他の人と一緒に受ける教習もいくつかあったので、そこで交流し最後にはそれなりに話せる関係にはなりました。が、私は延長した関係で同期は先にほぼ卒業してしまったのもありそれも長続きせず、新しく誰かと関係値を築こうにも閑散期なので人がいない。というのが現実でした。なので交流したいなら繁忙期の方がむしろおすすめだと思います。そのぶん教習のほうは大変かもしれませんが……。

②宿泊施設をケチったこと

前述した通り私は寮に泊まるプランを選択したわけですが、この寮がまあ……悪くはなかったんですが本当に必要最低限の家具が備え付けられているレベルで、多少覚悟はしてたもののパンフレットで見た部屋よりボロいな……wっていう感想でした。家具がない分部屋が広かったことだけが幸いだったかも。アメニティがいっさいないとか、洗濯機がドラム式じゃない〜!とか、ホテルではあるであろうサービスや、いろいろ揃えた自分の家とどうしても比較してしまって、安さ優先で施設代ケチったことを後悔したのでした。ということで今から免許合宿考えている人、悪い事は言わない、どうしようもない事情がない限りはホテルにしとけ。ホテルなら多少の異世界感も味わえるし「まあホテルなら……」で妥協できる部分も多いから。悪いことは言わない、ホテルにしとけ!!!

③自分のメンタルを助けるものがネットの海以外になかったこと

正直これが一番つらかった。合宿免許は通いと違って1日にバンバン教習が詰め込まれはしますが、それでも一日中ってわけじゃないんですよね。あと学科がオンラインなのもあって自分のペースで進められる部分もあるので、後半になればなるほど時間もあまる傾向が多いのです。そのあまった時間で何をするか?というのを私はまっっっったくもって考えてませんでした。いやもちろん復習とかイメトレとかもやってましたが、ずっとやってられるわけもなく。なにもやってないとネガティブ思考になってメンタルしぬし……で縋るものはスマホ。もっと正確に言えばネットの海。そこに海があるなら……サーフィンするしかない。というわけで何かあったらすぐにネットの海に縋る生活してました。じゃあスマホさえあれば生き残れるんじゃ……と思ったそこの方。ネットの海に縋ってばかりの現実に気づくとメンタル最悪になるので、自分のメンタルを安定させるものは何がなんでも持っていきましょう。実際触ることはないかもしれないけど、あるだけで安心です。

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【結び】

今回のメインコンテンツはここまでです。読んでいただきありがとうございました。

正直、今回の記事については「Xで毎日感想ポストする予定だし、改めて書く必要ないかも」と1日目の前半までは思っていました。が、1日目の後半での初技能があまりにも下手すぎて引きまして、なかなかメンタルを抉られました。しかし上述の通り精神安定剤を持ってきておらず、手元にあるのはスマホだけ。であればネットの海を漁りまくるしかありませんでした。

ネットの海を漁ると、歴戦の勇者たちの「もう教習所行きたくない話」とか「免許取れる気しない話」が想定以上にたくさん発掘できました。そのひとつひとつの話に共感し、添えられたコメントはまるで自分に言ってもらっているようで、とても励まされました。

それから「私のこの経験も、いつかどこかの誰かの励ましになるかもしれん…」と思い、ちゃんと記事を書こうと決意しました。

この記事がいつかどこかの誰かの励ましや、笑い話のネタにでもなれば幸いです!

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ただのオタク | ここでは普段言うには恥ずかしい真面目な話やポエムを書きます | @kokumaria_00