しずけさがウリのインターネットプレイスで胸の高鳴りの話から始めるのは我ながら意味深なタイトルが思い付いたものだ、と独りしたり顔になっている訳でございますが、もちろんこの40代男性、妻と出会ってから20年以上経ち、さて、みたいな話ではなく、ただ単に胸がどきどきしているという話です。
これを書いている2023/11/23日・勤労感謝の日は一般的なサマリーマン労働者は祝日でして私も休み。朝の散歩から帰ってきてさて何をしようかと溜まったタスクの解消か息抜きかの2択で息抜きを選択。いよいよこの日が来たかとプレイステーション5の画面からPS Plusのサブスクリプションに加入(セール中で安く入れた)、数ヶ月前からオフラインでいくばくか手を馴染ませていたストリートファイター6をオンラインモードで起動して手に汗握るランクマッチの海に飛び込んだのでした…
と、いうのが最近で1番胸のどきどきを感じた瞬間だったなあと思い書いた訳ですが、スマホで寝転がりながらポチポチ文章を綴っている今も胸のどきどきは感じることが出来てそれは先ほどのオンラインゲームの興奮覚めならぬ、という訳では無く。そろそろ本題に入るのですが、いやぁちょっとですね、最近自分の心臓が動いているのを、実に活発に動いてくれているのを、急に身に沁みて感じるようになりました。
大動脈弁閉鎖不全症(AR)における「軽度の重症」と診断いただいたのはつい2日前のことです。元々先天的に心臓内の弁の形が人とは異なることから本症が発症しやすい身体だったと知ったのも同じタイミングでした。心臓内での血液の逆流が一定程度に起きてしまっており、その分心臓が頑張らないといけない状態から心臓への負荷がかかり、結果、心臓の膨張が見られる。今はまだ数値的には経過観察が適切な処置なので最低半年に一度の検査をお願いします。淡々と医師の説明を聞いて、まぁそういう歳のフェーズに自分もなったかぁと最初は軽く受け止めたのですが、どうにもこれは「良くなるもの」ではないそうで、悪くなったら手術なのでその適切なタイミングを逃さないように、というニュアンスなんだなと理解した、という状況です。
まだまだ余命何年、みたいなおセンチな話でも無さそうで余り悲劇の主人公ぶることも出来ずに、たんたんと、この胸のどきどきを感じながら、社会人生活で身につけたプロジェクト管理能力を自身の残りの人生に当てはめて活動していかないとなぁと考え始めました。おかけでダラダラとした中年生活を送るよりはずっと良い生き方が出来そうです。胸のどきどき、今のところはカジュアルに生を実感することができるスパイスです。