秩父地方へ日帰り旅行に行ってきた。昨年車を買ったが、私も夫とも車通勤ではないし主に週末買い物に使うので走行距離がなかなか伸びない。泊まりではなく軽く行ける距離でドライブに行くか!となった。第一に私が行きたいとなったのが、秩父地方にある三峰神社だ。5年前の冬に訪れたことがあり、厳かな雰囲気がとても好きだったので、再訪したかった。
まず市街地で秩父神社に寄った。日光東照宮の眠り猫などの彫り物を作った左甚五郎の作品を見ることができる。他にも「お元気三猿」という彫り物が気に入った。日光東照宮の三猿とは違い、こちらは「よく見て・よく聞いて・よく話す」とのこと。
そのあと秩父の市街地周辺で早めのお昼を食べた。秩父地方はわらじカツ、味噌ポテトなどのご当地グルメが有名だが、今回のお目当てはくるみそばだ。職場の同期が良かったと言ってたお店に1度行ってみたかった。そば屋に入ると、うちはセットしかやっていませんがいいですか?と聞かれた。1セット2,800円〜でお昼にしては正直値がはるが、旅行だしいいかとなった。説明書きを読むところ、セットのみは店主のこだわりらしかった。そば自体は白米の様だから他に付け合わせ(おかず的なもの)が必要であるとの内容で、確かにと思った。ざるそばのみだと味変要素が薬味しかなく、段々飽きる気がする。味があるものと、風味があるもの(そば)を交互に食べるとより美味しいかもと思った。実際、そのそば屋は付け合わせの料理も美味しかったし、そば自体も風味豊かで美味しかった。つけ汁のくるみ汁も濃すぎず、後を引く風味があった。

そば屋でお昼ご飯を食べたあと三峰神社に向かった。三峰神社は秩父の市街地からさらに1時間ほど車でかかる。しかも山道だ。三峰神社は標高1,100mの場所に建っている。路線バスが駅から出ているが、1時間に1本ほどだし、座れたらいいけど立ちっぱなしだと中々にキツそう。車酔いスポットとして日光のいろは坂があるけど、三峰神社の山道も結構酔う(実際少し酔った)。道中かなりの車とすれ違った。道は狭くカーブミラーをよく確認しないとカーブが危ない。以前来たときは平日だったから、ほぼ対向車線に車が来なかった記憶で、交通量が多いと結構怖いと思った。
無事に到着し、参拝。たくさんの人が訪れていた。あと、標高あるし神社は涼しいだろうと上着を持ってきていたが、市街地とそこまで変わらず、むしろ階段の昇り降りで動くから体は熱くなる。半袖にすればよかったと思った。展望台がありそこからの景色が良かった。曇ってはいたが気持ちがいい。

下記は季節は違うが5年前に訪れた時のもの。そういえばとても天気が良かった。

そのあと長瀞にあるそば粉ガレットが美味しいブックカフェにも行きたかったのだが、三峰神社から秩父市街地に戻りさらに長瀞方面に行くので1時間半くらいかかる。調べたところ、そのカフェは今日は早めに閉めるということだったので今回は諦めた。長瀞の渓流くだりも体験してみたいのでまたいつか夏ごろこれたらいいなと思う。その後西武秩父駅直結の祭の湯という施設で、ジェラートを食べて、そば屋で出されて気に入ったしゃくし菜の漬物を買って帰った。