兵庫・大阪・京都ちょっとずつ旅行

こめたべ
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公開:2025/10/21

先日、宝塚歌劇団の公演を観に兵庫県にある宝塚大劇場へ行った。基本的には東京宝塚劇場に行っていて、大劇場に行くのは、たまにだ。

今回は桜木みなとさんがトップに就任後の大劇場お披露目公演とのことで、大劇場に行くことにした。せっかく交通費をかけるなら大阪や京都にも寄ろうと計画を立てた。

1日目(大阪〜宝塚)

新大阪駅には朝10時過ぎくらいに到着した。宝塚の公演は15時半からだからもっとゆっくりきてもいいのだが、東京の通勤ラッシュに巻きこまれたくなくて、早めに出てきた。

とはいえやることもないので、新大阪駅の新幹線構内にある、ねぎ焼きやまもとで朝食?を食べることにした。イチオシのすじねぎを注文。出汁の効いた生地にたっぷりのねぎと牛すじが入っていて朝からでもお酒が進む。たこ焼きとかお好み焼きとか、牛すじとか大阪っぽいものを1度に味わえて好きだ。

ねぎ焼きを食べたあと、そのままJR在来線に乗り換えて宝塚へ向かう。新大阪からは約1時間ほど。平日の昼間は空いていて、まったりした時間を過ごした。

宝塚駅に着いてから今日の宿、宝塚ホテルへ向かう。宝塚ホテルは宝塚歌劇団と同じく、阪急阪神ホールディングスが母体だ。大劇場の真横にあり、一度泊まってみたいなと思っていた。ホテルに一旦荷物を預けて、大劇場の中で展示やグルメを楽しんだ。大劇場は目に入る全てがTHE宝塚感があり、すごい。

ホテルは14時からチェックインできるので、公演が始まる前に一旦ホテルに入る。部屋の中は少しいい感じのシティホテルという感じ。ロビーなどのホテル館内はラグジュアリーでした。あとスタッフの人たちがめちゃくちゃ笑顔で優しい。「これからご観劇かと思いますが…」とこちらが何も言ってないのに全て分かってて、さすがお膝元のホテルだなと思った。少しまったりしてから大劇場に入り、観劇を楽しんだ。

公演後は大劇場近くのPastaというお店に入る。スパゲティが有名だが、たらこバターピラフの名前に惹かれてそれを頼んだ。血圧と通風が心配になる感じだが、その分美味しかったです。

夜の宝塚はまた違った雰囲気がある。宝塚ホテルは便利だし、平日ならそこまで高くないのでここに泊まってよかった。

2日目(宝塚〜大阪)

今日も宝塚大劇場で観劇。朝は宝塚ホテルで焼きたてのクロワッサンやオムレツを食べた。このクロワッサンがとても美味しかった!朝食会場はずっと宝塚歌劇団の楽曲がインストで流れていて、空間が宝塚すぎる…と思った。(このしずイン何回宝塚って書いてるんだろう)

大劇場のコインロッカーに荷物を預け、すみれミュージアムに向かう。ここは宝塚音楽学校の卒業写真、歴代公演ポスターなどが展示してある。そのあと幕間の時間に食べるつもりで、ルマンでサンドウィッチを購入。これもまた美味しかった。きゅうりはシャキシャキでパンも湿ってはいないがしっとりしている。卵もスクランブルエッグを挟んでいてふわふわだった。フルーツサンドも程よい甘さでくどくないし、何度でも食べたい味だった。

観劇後は阪急電車に乗り、大阪梅田駅へ向かう。フレンチおでん赤白(コウハク)というお店で夕食を取った。大好きなお店で、大阪に来るたびに行っていると思う。カウンター席のみでサクッと入りやすく、何より看板メニューのポルチーニ大根が絶品だからだ。前は新大阪駅にもあったのだが、無くなってしまった。まあ梅田に2店舗あるので、簡単にこれるのだけど。

夕食を取ったあとは新大阪駅にあるホテルに移動する。泊まったホテルはビジネスホテルだが、天然温泉付き&ウェルカムドリンクとして21時までお酒含んだ飲み物が飲み放題で最高〜〜でした。しかもウイスキーの角とか、翠ジンまで揃っている。ホスピタリティ凄すぎ。

3日目(京都)

今日は京都の嵐山へ行く。京都は何度も訪れているけど、嵐山には行ったことがなかった。まず新大阪駅から京都駅に行き、駅構内のコインロッカーに荷物を預けて、JR嵯峨野線に乗る。嵯峨嵐山駅で降り、まずは庭園で有名な天龍寺へ向かう。ここは世界文化遺産に登録されている。有名な曹源池庭園は、少しだけ紅葉していた。観光客は多いのに、池は静かでとても素晴らしかった。

竹林の小径をとおり、常寂光寺へ向かう。竹林の小径を抜けると御髪神社という日本唯一の髪の神社があった。最近髪が傷んでいるのが悩みなのでお参りをしてきた。常寂光寺も緑が広がっていて最高にチルでした。

お昼ご飯を食べたあと、渡月橋へ向かう。川幅の広い桂川は圧巻でした。気持ちいい。橋を渡るとホウオウのポケふたがあった。

そのあとは橋を戻って福田美術館に行きました。上村松園がメインの企画展示がやっていた。さすが出生地の京都なことあって、たくさんの上松松園の作品がありました。私は上松松園の『焔(ほのお)』という作品が好き。技巧の数々にうっとりしました。たくさん彼女の作品を観ることができて良かった。

美術館内には渡月橋を眺めることができるカフェがあり、ここでもまったりした。

予約していた新幹線の時間が近づいたので京都駅に向かい、東京に帰りました。急がず焦らず、ゆったりと旅行を楽しみ、良いリフレッシュになった。