①の続き
前回飛行機が1時間遅延と書いたが、結果的に2時間遅延した。ホテルは空港から少し離れたクシャダスにあり、空港から移動し、ベッドに入れたのはAM2時半ごろだった。
翌日は7時ごろに出発なので、6時手前には起床したが時差ボケが影響したのかあまり寝れなかった。朝からグロッキー状態で、本格的に始まる観光に無事ついていけるのか心配だった。泊まった朝食は豪華だったが、パインジュースや輪切りオレンジ数枚程度しか食べれなかった。ホテルはエーゲ海を望める位置にあり、テラスへ出るととても綺麗な光景が広がっていた。朝焼けの海を見ていたら、気持ちがスーっとなり、元気が湧いてきた。暗闇から陽が差し、朝焼けに包まれていく海とその海岸沿いはとても感動的な光景だった。
エフェソスへ
最初の観光地はエフェソスだ。エフェソスはかつて巨大な街で、神殿、図書館、マーケットや劇場の跡が残っている。昔近くに海があり貿易の要所として賑わったそうだ。土砂により海が埋まってしまい、ここに住む意味がなくなり、人は居なくなった。地図で見ると海はかなり遠い。建物も歩道も大理石で作られており、かなり綺麗な状態で残っている。
イスタンブールは野良猫がたくさんいることで有名だが、トルコ各地に野良猫、野良犬がいる。犬には狂犬病のワクチンが施されているとのことだが、大型犬が多くかなり恐怖だ。犬にも猫にも触らないよう添乗員さん、ガイドさんから案内があった。引っ掻かれれば何の病気にかかるか分からないからだ。しかし遺跡×猫という組み合わせは結構フォトジェニック。みんな毛並みが良く懐っこい。現地の人や観光客から愛されていることが分かる。
アフロディシアスへ
昼休憩を挟んでアフロディシアスへ向かった。エフェソスと同じく世界遺産に登録されている。愛の女神アフロディーテに捧げられた街とされ、美しい彫刻、石棺などがたくさんある。特に奥にあるスタジアムは圧巻だった。3万人が入るらしい。さいたまスーパーアリーナよりデカい。こちらのスタジアムの客席がいっぱいになる光景を想像した。劇場の跡もそうだが、当時の人が何を楽しみにしていたのか、痕跡から知ることができ面白いです。
ハマム体験
本日の観光を終えて、パムッカレ近くのホテルに移動した。1日目のホテルもかなり豪華だったが、今日もかなり良いホテルだ。温水プールがあり水着を持っていれば入ることができる。
私はハマムを行うことにした。ハマムはトルコの公衆浴場のことだが今回はエステ的な施術を指す。浴場ではアカスリやマッサージをしてもらうことができる。施設によって内容はさまざまらしいが、私が泊まったホテルでのコースは、①アカスリ②泡マッサージ③オイルマッサージ④フェイスマッサージの順だった。60分で70ドルで、日本円で言うと1万強くらい。なぜかトルコリラではなくドル表記だった。(インフレの影響かな？)
まず、真っ裸になり(紙パンツくらい履くと思っていた)温められた大理石の上に寝そべる。この時点でかなり気持ちがいい。大量のお湯をバシャバシャかけられて、アカスリの道具で全身を撫でられる。私は肌が弱いので心配していたが、特に後に響く事はなかった。その後ふわふわの泡で全身を包まれて、柔らかく全身のマッサージをされる。髪も洗ってもらえた。
お湯で洗い流され、別室に移動。ここからは日本でもよくあるオイルマッサージだ。多少の痛さはありつつ、リラックスすることがメインで気持ちがいい。指圧というより伸ばされているような感覚で、長時間のフライトと慣れていない環境に疲れていた心と体が癒された。多少値は張るが、旅行中に一度体験するのもいいのではないかと思う。この日はよく眠れた。
PS 前回①の日記にレターいただいた方ありがとうございました。体調面に気をつけて旅行楽しみます。