2024.2.5

konekochan
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今日は雪が降った。何年振りだろうか,最寄駅のアスファルトにうっすらと白く積もっていて,ローファーで踏み締める雪の感触に新しさを覚えた。最後に今日みたいな雪を見たのは多分中学1年の冬だった,あの時も同じくらい人生に絶望していたし,その絶望を無理矢理飲み込んで正気なふりをしてた,白く降る雪に小さな子どもたちがはしゃぐのも,あんなにもてはやされていたのにね,次の日の朝には忘れられたように灰色にみちの端に溜まっているのもなんとなく私が抱えているものに似ていて,少し思わせぶりなことをしては私を裏切るのはどれも変わらないのかと3年前も漠然と考えていた。

3年前から何も変わっていないじゃないか。抱えている絶望の色が少々変わったくらいでまた堂々巡りな日々を過ごしてる,いやでも今の方がもっと深い暗闇の中を歩いているような気がする,何がしたくて生きてるのかわからなくなりそうだ。

また冬が終わる,雪が降るこの季節もまた,私は燃やして,また春が