生まれ変わるメロディー(2024/07/01)

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公開:2024/7/3

大将優選手、三十歳のお誕生日おめでと〜〜!!!!! 三十路!!!! きとそろそろ引退の二文字が目の前をチラチラして、いや、もうすでに今シーズンいるかどうかも微妙な感じでしょうか。これからの一年もどうか、きみの歩む道がきらきら輝いていますように。

と言いつつ大学バレーの話です。ごめん。でも中大の話は優の話でもあるから(ない設定)。

先週の金曜日、富山へ行った。能登半島地震復興支援大会2024年度第43回東日本大学バレーボール選手権大会、通称東日本インカレの決勝戦が砺波市の富山県西部体育センターで行われたからだ。富山市ではなく、高岡市ですらない。砺波市って行ったことある? わたしは試合前日まで名前も知らなかった。でも名古屋は新幹線がない代わりに高速バスで三時間ほどあれば富山県に入れるので、朝八時のバスに乗って爆睡した。昨夜はほぼオールだった。最近いつもそうだ。起きられないから寝ないっていう。

中央大学にとっては四冠のうちの二冠めがかかった試合。対する明治大学はなんと早稲田でなく学芸を倒しての決勝進出だった。早稲田なんだったんだろうね。畑くんがあんまり出ていなかったという話ですが、なにせ配信がない(各チームが厚意でやってくれるインスタライブしかなく、早稲田はやってくれなかったし学芸はインスタアカウントを持っていない)ため、なにもわからない。でもいつの間にか早稲田は負けていて決勝に来なかった。中大のオタクに聞いたら全員「てっきり(決勝で当たるのは)早稲田かと……」と言っていた。みんな(中大のオタク)は当然のように決勝には行く気である。てか二回戦の早慶戦二〇二四 vol.2がとてもいい試合だったんだよ。慶應といい試合してる早稲田とは? って感じだけど。最終セットの序盤まではマジで慶應が勝つと思ってた。早稲田がベストメンバーじゃなかったからなのか、早慶戦(早慶戦)の雪辱を果たしたい慶應が過去イチ調子良かったからなのか……。秋に対戦がないのは残念だけど、全カレでどうにか早稲田を倒してほしい。慶應、応援したくなるチームだ。変だけど。

「二冠め」がかかった決勝戦というのは、すごかった。緊張とストレスが。「勝ったらうれしい」ではなく「負けてはならない」試合。相手が点をとるたびにああ……と落胆の声が漏れるし、こちらのミスにはもうなにも言えなくなる。なにか言ったら負けそうだから。この試合、中大はずっと負けそうだった。「勝てそう」という瞬間は本当に最終セットのラスト数点だけ。それ以外は「もうダメかも」という感じだった。選手の皆さんはそんなことないのかもしれないけど、わたしは。格上の相手に捨て身でぶつかるぜ! という試合のほうがリラックスして楽しめる。(いま思うとべつに早稲田は「格上の相手」じゃなかったのかもしれないが、なにしろ昨年度の実績がある)春の早稲田戦を思い出したと言ったら、現場で出会った柿崎くんのオタクも頷いていた。あの試合は負けるつもりでいったら勝ったのでめちゃくちゃ楽しかった。そうなんだよなー。逆に早稲田に勝ってしまったのでそれ以降の東海とか順大とかちょっと厳しそうなところに対しても「まあ大丈夫だろ」という気持ちで臨むことができた。選手の方? 

ちゃんと見返していないので勘で喋ってるけど、この決勝はほんとうに柿崎くんがすごかった。柿崎くんについてはこの記事を読んでね。すごいから。

自身を「エースではなく、つなぎ役」と評して二つ下の後輩をエースと呼ぶ一番キャプテン、かっこよすぎる。あまりの人望に「人柄」……と呟いて黙ってしまう。レシーブ上手いのに「ディフェンスがまだまだ」つってる舛本くんもすごいんだけど。空気がいいな、中央大学。ほんとうに空気がいい。大学バレーを見はじめてから自分は「空気がいい」組織が好きなのだということに気がついた。原点にして頂点は氷帝学園中等部男子硬式テニス部。あとは忍術学園の六年生とか(?)、二宮隊とか、戸美学園とか……。Jの話してごめんけどスノストが好きだったのはそういう理由だと思う。派手じゃないけど王道。正統、そして調和。そういうチームを好ましく感じる。中大はまさにそういうチームだった。氷帝学園がバレーやってたらふたことめには「トータルディフェンス」って言ってると思う。

「推し」の話をするのは難しい。山﨑くんは…………めっちゃ既読が早い。なんかいろいろあるにはあったんだけど、どれくらい書いていいのかわからない。てか思ったより母数が少ないジャンルっぽいので普通にこのブログで垢バレしそう。みんなDMで話聞いてください。頼むから。意外かもしれませんがわたしが彼にはまったのはプレーからで、会場で見てかっこいい人いるな〜と思ってパンフレットで名前を確認して、顔もけっこう好きだな〜ってなって、いまに至る。結局ね〜、ミドルしか勝たんのよ。大将くんをきっかけにハイキューにハマったはずなのに、気がつけばカテゴリもポジションも違う選手を「推し」ている。リアルバレーはミドルばっかり見てしまうね。真ん中使ってくれる村上くん、ラブ。ベストセッターおめでとう。ありがとう。

バレーを見始めてからはじめて現場でオタクと繋がった。それはうれしいんだけどめちゃくちゃ場慣れしてる感じのオタクが普通にわたしより歳下でビビっている。あ、わたし〇〇くんと同い年なんですけど〜 え!?

一年生は流石に……って言ってたけど、自分と同い年ならべつにいいのかもしれない。そう思うともうちょっと早く出会いたかったジャンルだな。

@konnasekaiwo
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