既に昨日となるが、首都圏で警報級の雪。出社日だったので帰宅して夕飯を食べてから散歩に出てきた。普段のウォーキングルートの公園を散歩したり、雪アヒルを作ったり。そんなことをしつつ、昔の雪の日のことを思い出す。
まだ1980年代だったかな。私は学生で、そろそろ街にコンビニが出来始めていた頃だった。東京では珍しく積もりそうな雪が降ったその夜、夜更かししていた私は散歩がてらコンビニに買い物に出た。
まだ踏み跡のない雪の道をサクサク歩くのは楽しい。商店街を進んでいくと、大きな雪の玉がひとつ。こんな深夜に誰かが作ったのだろうか?そう思いつつコンビニへ。
買い物を済ませて先ほどの雪の玉の辺りを通りかかると、側の路地から雪玉を転がしてくる人影。深夜に徘徊してる自分を棚に上げて「怪しい!」と思って足早に通り過ぎようとしたのだが、つい見てしまった。なんと雪玉を転がしているのは制服を着たお巡りさん。「えっ?」と思い、つい目が合ってしまった相手はひと言。「一緒に作る?」
怪し過ぎて首を振って逃げ帰ってしまいました。多分お巡りさん、バツが悪くて言ってしまったのだろうなぁ。翌日通りかかった交番前には大きな雪だるまが居ました。
雪が降ると電車遅延や雪かき、路面状況の悪さでケガする人もいたり。大変なことも沢山あるのだけど、あまり積もらない地域、つい密かにはしゃいで深夜に遊びに出る大人もいるのです。
温かく見守って頂けると幸いです。
※あの時は逃げてごめんなさい。