前から、異世界転生ものとかが好きでいつかこんな自分でも、世界の役に立ったり他人の人生を変えたりするようなことがあるんじゃないかと思ってた。
けど、約20年生きて得られたものと言えば、ちょっとした専門的知識と数人の友達だけ。大きな発見も、夏の冒険も、ラブコメかと思う恋愛もどれもこれも漫画の世界から出てきてはくれなかった。
ふと、興味に誘われて何も用がないのに適当な駅で降りて散歩したことがある。創作の世界ではこれが1つのキーイベントになるやつ。でも、そこで得られたのは無駄に散歩して疲れた足と、何も起こらないという現実だけ
結局、何者にもなれず惰性で人生を送るんだろうということがわかってしまった
何者にもなれないことを知ったとき、何を糧に生きればいいのか全く分からない。そんな日です