個人開発でもビジョンがあると楽しい

kosei28
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今、個人開発で作っているサービスは開発を始めて5ヶ月近くなるが、まだあまり形にはなっていない。

なぜかというと、機能や仕様、UIを頻繁に変更しているから。大幅な変更をして、最初から作り直したこともある。

一見、まるで方向性が定まっていないようにも思える。しかし実は逆で、ビジョンや目指すべき世界観が自分の中でしっかりとあるからこそ、できていることである。

以前は機能先行で考えて、「便利なもの」や「自分が欲しいもの」を作ろうとしていた。でも、これって正直飽きる。

ある程度形になっただけで満足するし、すでにある似たようなものを見つけてしまえば、モチベーションはどうしても下がる。そもそも、作っている途中で、その機能が本当に良いものなのか疑問を持つことさえある。

では、ビジョンがあるとどう違うのか。

機能ではなく世界観を作ることが目的になる。機能やデザインは世界観を作り上げるための要素になる。

機能やデザインが微妙だと感じたら、より良い代替案を考えれば良い。完成までの道のりは長くなるが、それがまた楽しい。自然と作っているものの魅力が出てくるし、愛着も湧いてくる。

ビジョンさえしっかりとあれば、どれだけ迷っても進み続けることができる。

重要なのはビジョンは具体化しすぎないということ。具体的なものを目指しすぎると、その枠の中でしかアイディアは出てこないし、そこから外れた途端にゴールが見えなくなる。

みたいなことを感じたので書いてみたが、今の開発がそれでうまくいっているだけかもしれないし、今後も良いのかはわからない。

まあ本音で言えば、なかなか完成しないのはもどかしくもある。やっと、機能とデザインに満足してきたので、早くリリースしたい笑。