ホラーの名作。
いわく付きのホテルの管理人になった一家の物語。
※以下ネタバレ注意
絶対同じ事件が繰り返されるやつ〜〜
ジャック、開始30分早々ですでにホテルの力に影響を受けてる。早いって。けどこういう影響を受けやすい人間がきっと好都合なのだ…
名シーンが多い映画なので、そのシーンになると怖いよりも「キタ!」となっちゃう。エレベーターの血の洪水シーンが好き。
ウェンディが逞しすぎる。ジャックをぶん殴って食物庫に閉じ込めるシーンはスカッとする。というか、ジャックがどうしようもない人間すぎて、精神を蝕まれてもかわいそうってならない。
ダニーはシャイニングという超能力を持っていて、ホテルにその力を狙われてる。ダニーが見た幻覚(双子のシーン)もその一種。
日本のホラーも海外のホラーも怖くてほぼ見ないけど、どこに恐怖心を感じさせるかが違う気がする…
日本はどちらかというと、空間や間を重視してて、海外は悪魔や幽霊が怖いとされてるような…なんか説明しにくいけども。あと海外の方がパニック感やバーン!って効果音でゴリ押ししてくる感じ。
だから『ミッドサマー』みたいな観客に解釈を委ねるような作品は日本人にとってどハマりしたのかも。
ホテルの造りや双子がシンメトリーだったり、ダニーの三輪車シーンがダニー目線の高さで撮影されてたり、ジャックが食物庫で怒り狂うシーンのアングルが面白かったりと、撮り方も面白いな〜と思いながら観た。
ジャックが凍死するシーンはホラーというよりも顔が面白すぎて一番笑ってしまう。ネットミームで擦られすぎた結果、私にとってはありがたいことに恐怖を感じることもなく終わることができた。